くらし 消費生活センターだより

■子どものボタン電池の誤飲事故にご注意を!
ボタン電池(コイン型リチウム電池やボタン型アルカリ電池)を誤飲した場合、電池の放電により作り出されたアルカリによって、食道や胃などの消化管を損傷(化学やけど)する危険性があり、過去には死亡事故が発生しています。医療機関からの情報によると、1歳児の誤飲事故が一番多くなっています。また、誤飲したボタン電池が使用されていた機器などの上位は、玩具、未装着状態(電池単体、パッケージに入った状態など)、キッチンタイマーでした。ボタン電池の誤飲は極めて危険ですので、子どもが誤飲しないよう気をつけましょう。

◆ボタン電池は子どもの手の届かないところに置きましょう。

◆ボタン電池使用機器(玩具など)の状態にも気を配りましょう。
電池収納部やふたに破損やねじの脱落がないことを確認する。

◆玩具は「STマーク」付きの商品を選びましょう。
「STマーク」付きの商品は、電池の収納部が容易に開かない、ドライバーなどを使わないと電池を取り外せないなど安全な構造になっています。

◆誤飲事故が発生したら次のことに注意しましょう。
・口の中のボタン電池は速やかに取り除き、すでに飲み込んだものは無理に吐かせないようにしましょう。
・ボタン電池の誤飲が疑われる場合は速やかに医療機関を受診しましょう。

不安に思ったり、トラブルになった場合には、一人で悩まず、上田市消費生活センター(【電話】75・2535)や消費者ホットライン(【電話】188)にご相談ください。