健康 健康づくりお役立ち情報

◆免疫力を高め 帯状疱疹(ほうしん)を予防しましょう
帯状疱疹は、過去に水痘(水ぼうそう)にかかった時に、体の中に潜伏した水痘・帯状疱疹ウイルスが原因でおこる病気です。加齢や疲労、ストレスなどで免疫力が弱まるとウイルスが活性化し、発症します。
水ぶくれを伴う赤みが帯状に広がり、強い痛みとともに1カ月ほど続くのが一般的です。70歳代で発症する方が最も多い病気です。

◇代表的な合併症
帯状疱疹後神経痛
皮膚の症状が治った後も痛みが後遺症として残る合併症です。皮膚の症状が治った後、数カ月から数年にわたり痛みが持続する場合もあります。特に、高齢の方に多く見られます。

◇発症・重症化予防のポイント
(1)体調管理を心がける
免疫力が低下すると発症しやすくなります。バランスの良い食事や十分な睡眠、適度な運動、ストレスをためない生活で、体調管理を心がけましょう。

(2)ワクチン接種を検討する
ワクチンの接種で免疫を強化できます。生ワクチンと組み換えワクチンの2種類があり、どちらのワクチンも帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。ワクチン接種の詳細は、市ホームページをご覧ください。

(3)気になる症状は早めに受診
治療には抗ウイルス薬が使用されます。発見・治療が早ければ早いほど治療効果が高く、重症化しにくくなります。ピリピリ、ズキズキといった痛みや発疹が現れたら、すぐに病院を受診しましょう。

問合せ:
・健康づくり課【電話】026-248-9018
・保健センター【電話】026-248-9023