くらし 〔お知らせ〕あなたの命を守る「マイナ救急」を実施します

いざという時に備えマイナンバーカードの携行を

◆マイナ救急とは
「マイナ救急」は救急隊が現場に駆けつけた時に、傷病者のマイナ保険証(健康保険証として利用登録が済んでいるマイナンバーカード)を活用し、傷病者の医療情報を閲覧する仕組みです。
マイナ保険証から、傷病者の過去の受診歴や処方された薬などの医療情報を把握し、傷病者本人や家族の説明の負担を軽くするとともに、傷病者をより円滑に医療機関へ搬送することを目的としています。

◆実証事業を行います
マイナ救急の検証のため、10月1日から全国の全ての消防本部(720消防本部)の救急隊で実証事業が始まります。
須坂市消防本部も、管轄の全域で実証事業を実施します。皆さまのご理解・ご協力をお願いいたします。

◇実証事業の概要
救急隊が現場到着時、傷病者本人の同意を基本として、マイナ保険証をタブレット型の専用端末で読み取り、必要な医療情報を閲覧します。(状況によっては本人の同意が得られない場合も、医療情報を閲覧することがあります。)
実施期間:10月1日(水)~2026年3月31日(火)
実施地域:須坂市・小布施町・高山村(4救急隊)
閲覧内容:
・薬剤情報
・診療情報
・特定健診情報
期待される効果の例:
・症状などで会話が困難な傷病者の負担が軽減される
・病歴や服用薬など、傷病者の正確な医療情報が得られる
・円滑な搬送先病院の選定や適切な応急処置ができる

◆マイナ救急の流れ
(1)傷病者が医療情報の閲覧に同意する
(2)救急隊員がマイナ保険証(マイナンバーカード)を読み取る
※暗証番号の入力不要
(3)救急隊員が医療情報を閲覧する
(4)より適切な処置や搬送先医療機関の選定につながる

◆9月9日は救急の日、9月7日(日)~13日(土)は救急医療週間
・119番通報は、一呼吸おいて、落ち着いて状況を伝えてください。
・心肺蘇生法が必要な方には、電話で指令員の指導を受けながら胸骨圧迫を行ってください。

◇救急車の適正利用を
救急医療には限りがあります。適正な利用により、安心して救急医療が受けられる社会を目指しましょう。
急な病気やけがなどで、救急車を呼ぶか病院に行くか迷ったときは、電話でご相談ください。看護師などの相談員がアドバイスします(外国語にも対応)。
迷ったときの相談先:
・大人(おおむね15歳以上)の急病など…♯(シャープ)7119
・子ども(おおむね15歳未満)の急病など…♯(シャープ)8000
受付時間:午後7時~翌朝8時(#7119のみ土・日曜日、祝日、年末年始は終日受付)

問合せ:消防署
【電話】026-245-0119

問合せ:消防本部警防課
【電話】026-245-4900