- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県伊那市
- 広報紙名 : 市報いな 令和7年10月号
■まさに地域力!「こどもの未来応援隊」
「伊那市こどもの未来応援隊」が発足して5年目に突入しました。
令和7年8月末現在、152の企業・団体・個人の方が登録をして支援活動を行っていただいています。活動の広がりを実感しています。
日頃からこの活動に関わっている伊那市社会福祉協議会の担当者からお話をお聴きしました。
スタート時の登録数を思えば、この5年で応援隊の登録数は2〜3倍に増え、地域の「宝」である「こども」への応援は惜しみなく続いています。
そのひとつの活動として、毎年夏休みに開催している「おいで塾」、学童クラブ利用の児童向け「こども食堂」支援は、まさに地域の方々の力によって支えられています。
年間を通じてご協力いただいている現金寄付、お米や野菜などの食材や労働力の提供もあり、この支援はまさに集大成と言えます。
上伊那郡内の企業様には、自分たちの仕事の一部として、地域貢献を目的に、「こどもと関わることが地域を知ること!」と、熱い理念をお持ちいただきながら、この3年間、夏休みの配食ボランティア活動へご協力をいただいています。今年は、4つの企業様が、お昼の一番暑い時間帯、しかも屋外にて、こどもたちにチキンカツやカレーを配ってくださいました。
「この日を楽しみにしていました」「社内でこの活動の参加権を勝ち取って参加しています」と満面の笑みで話をしてくださる社員さんの姿にはただただ感謝です。
このお気持ちこそが、この活動の原動力になっていることを改めて実感し、今年の夏の特別な暑さ以上に、地域の方々の熱い『想い』を感じる時間となりました。
「こども食堂」は、こどものみならず、大人も、お腹と心、どちらも満たされる場所となっています。
問合せ:こども政策課 こども政策係
