- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県中野市
- 広報紙名 : 広報なかの 2025年2月号
■〔自然〕観望会
早春のほしぞらをみよう!
〔冬の大三角〕
・プロキオン
・シリウス
・ベテルギウス
プラネタリウム室で早春の星空について話を聞いた後、博物館の庭で大型望遠鏡を使い、この時期に見える恒星や惑星などを観望します。
日時:3月1日(土)午後7時30分~9時頃
場所:プラネタリウム室および庭
講師:信州中野天文同好会
定員:100人
※要申し込み
参加費:無料
■〔歴史〕2024年度ふるさとレポート発表会
特別講演「発掘された弥生時代の信州中野」
市の自然や歴史などについて2024年度の調査結果を紹介します。特別講演として、長野県埋蔵文化財センターの黒岩隆氏による南大原遺跡の最新の調査報告を行います。
日時:3月2日(日)午後1時~5時
・第1部…講座参加者による成果発表
・第2部…学芸員による成果発表
・第3部…発掘された弥生時代の信州中野
場所:休憩室
定員:50人
※要申し込み
参加費:無料
■Column
○弥生時代の中心?南大原遺跡と栗林遺跡
上今井の南大原遺跡。旧千曲川(古川)沿いにある遺跡です。県埋文センターの調査で、弥生・古墳・平安時代の集落が埋もれていることがわかりました。中でも弥生時代の集落では、石器や鉄製品、さらに石の玉類の製作痕跡が見つかっており、モノづくりのムラだったのかもしれません。
一方、南大原遺跡の東には、旧千曲川を挟んで、栗林遺跡があります。弥生時代の集落跡として、古くから知られた遺跡です。石戈や石剣など、他の遺跡にはない珍しいものが見つかっています。
そもそも、二つの遺跡が川を挟んで向き合っていること自体、珍しいことです。今、県道が走り、上今井橋があるこの辺り。江戸時代には渡し場がありました。おそらく、悠久の昔から交通の要衝だったのです。物資や情報が集まり、社会的・経済的に重要な場所だったのでしょう。
今後も続く南大原遺跡の調査。何が見つかるか、楽しみです。栗林遺跡にも改めて注目です。
■プラネタリウム投影情報
※詳しくは本紙をご覧ください。
各回45分:番組(30分)+季節ごとの星空解説番組(15分)
観覧料:一般600円 高校生以下300円 未就学児無料
※中野市内在住の小中学生・70歳以上は無料
休館日:火曜日
開館時間:午前10時~午後4時
観覧料:常設展示室 一般300円、高校生以下150円
※未就学児、中野市内小中学生・70歳以上は無料
問合せ・申込先:市立博物館
【電話】22-2005【FAX】38-1290
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