その他 市議会だより No.122 ~12月定例会 一般質問(3)~

■災害対策 雪かき支援事業 耐震改修工事
髙橋達幸議員

問:水害対策の現在の大型土嚢の仮置場は、有事の際の設置個所から遠い。街灯もなく作業条件も悪いので、仮置場の再検討をしたらどうか。
答:現在、瑞穂地区犬坊山を候補地として検討している。

問:前足立市政では、世帯主から業者などへ雪下ろし作業を直接依頼し、その費用に対し補助金を支給していた。江沢市政になり、職員が依頼家屋へ行って雪下ろしの確認をし、市から業者などへ依頼することで、雪下ろし作業に直接関与することになったため、雪下ろしマスト等の安全対策等が実施されていない危険な屋根の雪下ろし作業は指示するべきではないと思うが見解を。
答:安全でないところに行ってくれと言う指示は出せない。

問:耐震工事は費用が掛かる。家の中の部分改修でもそれなりの効果があるのでは。
答:住宅耐震改修制度補助金制度は、県上乗せ分を含め上限150万円となっている。部分的な耐震改修や耐震シェルター、耐震ベッドなども有効な耐震対策と考える。

■第三セクターと信州いいやま観光局について
髙橋春三議員

問:総務省指針の第三セクターではない信州いいやま観光局に行政は経営にどこまで関与できるのか。
答:補助金や指定管理の状況を監査委員が監査している。

問:私の質問の願い・目的は観光局と市の関係の論議を投げかけ、人口減に最も効果的と考える産業の活性化、特に観光産業の発展を図ることだが、どのように考えるか。
答:行政と観光局との関係はもう少し透明性を高め、見える化する必要があると思う。副市長が理事長、経済部長が理事、課長クラスの職員が研修で事務局長をしており、事務局の人事や会計についての責任者でもある。民間活力や発想力を発揮していただきたいが、重要ポストを行政が占め、なかなか目的を遂げられないのではとの懸念も持っている。現状の仕組みのあり方を改めて私なりに把握し、必要な場合には新年度から適切な状況となるよう対応してまいりたい。

■市民の安全・統合小の通学・農業・ホテルを聞く
佐藤正夫議員

問:侵入盗対策に、個人宅の防犯カメラ設置に補助金を。
答:公共施設等への効果的な設置について研究していく。

問:統合により利用する泉台小のバス停はカーブにあり危険。昔あった場所に移動するなり対策が必要。他地域でもスクールバス停に行くまでの危険個所の改修が必要だ。
答:バス停を移動するにはバス会社や関係者の了解が必要だが検討する。危険個所は地元の要望を聞き対応する。

問:農業の底上げができる組織が必要だ。市長は以前には考えがあるような答弁であったが、構想はないとのことか。
答:自分の情報収集力の不足は認める。関係者の意見を聞き、多くをカバーできる組織をどうするか部課に指示した。

問:ホテル調停委への上申書で再度議案上程したいとあったが、十分時間があったのに業者と連絡も取らず、今になって詳しく説明していればとは何を言いたいのか。
答:9月議会までの準備が不足していたのではということに対しては、私は率直に反省をするところはあると思う。

■部活動地域移行と国スポ・これからの消防団
岸田眞紀議員

問:中学校の部活動について令和8年度末までにすべての休日部活動が地域クラブに移行となるが進捗状況は。
答:休日の部活動が学校の部活動でなくなるため、生徒のニーズを踏まえたスポーツ・文化・芸術の環境整備を地域と連携しながら進めて行く。今年度から地域連携コーディネ―ターを1名配置した。

問:2028年に開催される国民スポーツ大会の成功はスポーツ振興のみならず、地域振興にもなる。準備課が創設されたが準備状況はいかがか。
答:4月に準備委員会の総会が行われた。また9月に4つの専門委員会を開催した。競技・式典専門部会にジャンプ台整備検討部会を設置し、現在検討を進めている。

問:消防団との意見交換会の中で、救助隊があると聞いた。この隊の機材等が市役所近くに保管されているが、今後災害の影響の無い場所へ移動が必要ではないか。
答:現在保管場の適地を探している。小学校統合後の空き校舎も検討する。

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