イベント [特集]末永く健康に ―運動で元気に年を重ねる― (1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県塩尻市
- 広報紙名 : 広報しおじり 令和7年3月号
いつまでも健康で生き生きと生活するためには、運動はもちろん、社会とのつながりを持つことが大切です。「フレイル」になる前に、運動を通じて社会とのつながりも増やしていきましょう。
◆それってフレイルかも
最近、「外に出たくない」「食欲がない」「人と話すのが面倒くさい」「何もやる気が起きない」「疲れやすい」などと感じることはありませんか。それは、フレイルのサインかもしれません。
フレイルとは、健康な状態と介護が必要な状態の中間のことを言います(図参照)。病気ではありませんが、年齢と共に筋力や心身の活力が低下し、気が付いた時には要介護状態になっている恐れがあります。
▽図 フレイルの推移
◆社会参加の不足でフレイルのリスクが高まる
フレイルの原因は、大きく分けて「栄養不足」「運動不足」「社会参加の不足」の三つといわれています。中でも最近では「社会参加」の重要性が注目されています。
最近の研究では、外出やボランティア、サークルなどの活動頻度が減った人は、フレイルになるリスクが最大1・5倍、要支援・要介護になるリスクが最大2倍高くなり、社会参加の低下が健康に悪影響を及ぼすことが分かっています(表参照)。また、令和4年に本市で行った高齢者実態調査においても、33・9%の人が「昨年に比べて外出の回数が減っている」と回答しており、高齢者のフレイルのリスクが高まっていることが考えられます。
▽表 外出・ボランティア・サークルなど活動頻度が減少した人のリスク
出典:日本医療研究開発機構(AEMD)長寿科学研究開発事業「2020年新型コロナ感染症流行下の高齢者実態調査による11自治体の分析結果」
◆介護予防教室をきっかけに、社会とのつながりを持つ
「社会参加」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、友人に会う、出掛ける、地域のグループで活動する、趣味を満喫することも社会参加に当たります。急に始めるのは難しいと感じている人は、介護予防教室への参加をきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
本市では、65歳以上の人の介護予防・健康づくりのため、また地域の人との交流の機会となるよう、介護予防教室を開催し、運動機能の維持向上を図っています。教室への参加は、定期的な外出、人との会話、仲間づくりなど自然な社会参加となり、フレイル予防につながっていきます。この機会にぜひ、介護予防教室にご参加ください。
次のページ(※本紙をご覧ください)では、地域での健康づくりで健康寿命延伸を目指す、地域介護予防の取り組みをご紹介していきます。
問合せ:介護保険課介護相談係
【電話】0263-52-0280(内線2133)