- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県塩尻市
- 広報紙名 : 広報しおじり 令和7年4月号
■しおじり未来投資戦略に基づく主な事業
令和7年度予算に計上している中から、しおじり未来投資戦略(第六次塩尻市総合計画)の基本戦略ごとに主な事業をご紹介します。
◆基本戦略A 未来共育~次世代とともに学び成長し、ワクワクして暮らす~
◇子どもの医療費を無料化
・福祉医療費給付金事業(5923万円)
子育て世帯の医療費負担を軽減するため、0~18歳の子どもの医療費の窓口負担額を公費負担とします。医療費が実質無料化されます。
*医療機関を受診しやすくなるので、早期治療で重症化を防ぎましょう!
◇学校の働き方改革を促進
・学校発働き方改革実証交付金(150万円)
学校での働き方改革案を実証し、好事例は積極的に全学校で展開します。具体的には、水泳授業の民間委託や異なる学校での共通のテスト作成、人工知能を活用したテスト採点などです。
◆基本戦略B 共創循環~共創で新たな付加価値を生み循環させ、イキイキと暮らす~
◇中心市街地の活性化を推進
・商業地活性化事業(432万円)
(株)しおじり街元気カンパニーに、まちづくり担当の地域おこし協力隊員1人を配置。エリアマネジメント事務局として、イベントの企画・運営や、空き店舗の再生などを強化します。
◇チロルの森の施設を改修
・農業経営体育成支援事業(399万円)
チロルの森の再開に伴い、丘のレストランへのエアコン設置や公衆トイレ改修に必要な設計を行います。併せてレストランなどに製氷機を導入します。
◆基本戦略C 安心共生~つながり、支え合い、自分らしくニコニコして暮らす~
◇「支え・支えられる」地域づくりを支援
・全世代対応型支援体制整備事業・支え合い体制整備事業(2827万円)
推進員兼コーディネーターを3人に増員し、地域と人をつなぎ、暮らしの困りごとの解決や「お互いさま」の地域づくりを支援します。
◇運賃の支払いをキャッシュレスに
・輸送対策事業(5986万円)
地域連携ICカードシステムを、地域振興バス「すてっぷくん・のるーと塩尻」に導入。令和8年春からは運賃をSuicaなどで決済でき、利便性が向上します。
*JRなどが発行するICカード(Suica、PASMOなど)が使えるように!
◆その他の分野
◇公共施設整備計画を策定
・財産管理事務諸経費(1655万円)
公共施設整備の優先順位付けや、施設の更新・統廃合・長寿命化などの方針を定め、中長期的に施設の縮減や配置の最適化を進めていくため、2年間にわたり計画を策定します。
◇レザンホール大規模改修に着手
・文化会館改修事業(1億4920万円)
開館から約30年が経過した文化会館(レザンホール)の安全性と快適性を確保するため、大・中ホールなどの吊り天井の耐震化と施設や設備の改修工事に着手します。
◇物価高騰の影響を受ける学校給食費を公費負担で据え置き
・学校給食運営事業諸経費(4547万円)
物価高騰により食材費のコストが上昇していますが、学校給食費の保護者負担を据え置きにするため、差額分を公費負担とします。一食当たり50円を公費負担し、保護者負担額を小学校は一食当たり300円に、中学校は一食当たり350円に据え置きます。
*学校給食費を据え置き、おいしい学校給食を提供していきます!