くらし 町政に対するご意見・対応一覧表 令和6年11月分

■ご意見
◇この度、町議会は歳費の見直しをしたようですが、町全般のことは考えずに自分達のことだけを考え行動しているように見え残念です。(今迄の選挙で定数に足りない選挙は無かったはずです)町には議員の皆様はもとより、たくさんの方々が町のために頑張っています。区会議員を始め委員会委員の皆様方他、大勢の人たちがボランティアに近い報酬で頑張っております。弱者に寄り添うと、日頃から発信、自負している、共産党の皆様はどう考えているのか、自分達が良ければそれでよいのか。選挙カーを出して町民1人1人に報酬をあげる説明を納得するまで遊説して歩いたらと思いますがどうでしょうか。

◇議員の皆様は自分達の給料を30パーセントのアップを決めたようですが、この様な大幅アップは町民の理解が必要ではないかと思います。アップに伴い自分たちの身を切る議論はなされたのか?私は定年制度を設けたらと思います。でなければ若い世代が増えるどころかお金欲しさに年寄り議員が辞めず、年寄り議員が立候補する、老人議会になりかねません。そもそも議員の根本は町のために努力するというボランティア精神がなければなりません。

◇この度小海町議会は、議会改革にて議員の報酬を5万円から6万円程度上げるとのことですが、議会改革でどの様な議論がなされたのか。また現在の年俸額、そしてアップした年俸額がどのくらいと明記し、町民の皆様に分かりやすく説明をして、是非を問うようご指導をいただきますようお願い申し上げます。どさくさまぎれに上げるような行為は断固反対です。

■回答
9月19日に議会議長より「議員報酬引き上げに関する要望書」が町長宛に提出され、小海町特別職報酬等審議会での審議を依頼されました。
特別職報酬等審議会では、11/13、11/29の2回審議会を行い以下のような答申がされました。

1.報酬の額について
(1)議会の議員の報酬額につきましては、平成9年10月以降27年間増額改定はされておらず、議会改革特別委員会において増額を検討されてきた経緯については了承した。
(2)報酬額の算定については、原価方式を採用しているが、比較方式を併用することにより、長野県内類似団体の報酬額や町の財政状況を考慮された上で算定されたい。また、町民への説明や意見聴取が十分に尽くされた経緯がないことから、これらを十分に行い、町民が理解できる金額とされたい。

2.付帯意見について
長野県内、全国の類似団体の資料によれば、議員定数についても検討が必要と思われる。報酬の増額にあたっては、定数についても併せて検討されたい。

以上のことから、町としては特別職報酬等審議会の答申を尊重するとともに、報酬額の算定については町民の皆様が理解できる金額としていただくよう、町議会へ再度の検討をお願いしました。