イベント 村のできごと

■八ヶ岳農業大学校理事長の南さんに紺綬褒章を伝達
実業家としてご活躍中の南壮一郎さんは、再建中の八ヶ岳農業大学校の理事長に昨年4月就任、農場の八ヶ岳ガーデンプロジェクト等を通じて地域の新たな名所づくりに尽力されています。令和5年12月には村に多大なご寄附をくださいました。本年6月、そのご寄附に対する紺綬褒章を、村長から伝達しました。このご厚意は、村が掲げる「人と自然と文化が息づく美しい村」の実現に向けた取り組みへの賛同によるものです。ご寄附は個性豊かな村づくりを支える「ふるさと基金」に積み立て、未来の地域振興に向け大切に活用させていただきます。

■若者に分かりやすくPRを 自衛隊募集相談員委嘱式
6月12日、自衛隊募集相談員の委嘱式が行われ、篠原錦一さん、佐藤計行さん、小松志穂さんに引き続き委嘱をお受けいただきました。特に篠原さんは平成5年からお務めで、県内でも最長の相談員として活動されています。牛山村長は「地域の平和を守るために非常に大切な活動であり、村もバックアップしたい」と述べ、自衛隊募集課長の矢内さんは「入隊希望者の疑問などにも親身に寄り添っていただいている」と感謝を示しました。篠原さんは「待遇が良くなり、女性活躍の場も広がっているので、積極的にPRしたい」と決意を語りました。

■色々な「初めて」に挑戦した音楽会 美しいハーモニーで会場を満たす
6月20日、原小学校で音楽会が行われ、多くの保護者が見守る中、児童たちが練習の成果を披露しました。「星降る里」の合唱で幕を開け、2年生は鍵盤ハーモニカ、3年生は初めてのリコーダー、4年生は多様な楽器での合奏、5年生は二部合唱と、どの学年にもそれぞれの「初挑戦」があります。1年生は初めての音楽会に挑み、オペレッタ「大きなかぶ」でダンスや歌、合奏を披露し、会場を盛り上げました。最後は6年生が集大成として合奏と「HEIWAの鐘」の二部合唱を披露し、音楽会を華やかに締めくくりました。

■第75回 社会を明るくする運動 内閣総理大臣メッセージ伝達式
「社会を明るくする運動」は、犯罪や非行の防止や更生への理解を深め、安全で明るい地域社会を築く全国的な活動です。この運動について内閣総理大臣のメッセージを携え、諏訪地区保護司会原支部の今井田紀子さん、更生保護女性会の皆さんが村長を訪問し、協力を依頼しました。今井田さんは「今年は、明治40年の制定以来という刑法の見直しもあり、受刑者ごと特性に応じたプログラムで更生が目指せるようにもなった。人間は間違いを犯すこともあるが、立ち直りを支えられる社会であるように、皆さんに知らせていきたい」と話しました。

■青空に鳴りわたる! 諏訪地区消防ラッパ吹奏大会
6月22日、令和7年度諏訪地区消防ラッパ吹奏大会が諏訪湖スタジアム近くの諏訪中央スポーツ広場で開催され、諏訪6市町村のラッパ隊が一堂に会しました。原村消防団ラッパ隊の演奏順は1番目でしたが、ラッパ隊の篠原さんは「最初だったことで余計な緊張にならず、良い演奏ができた」と振り返りました。長田尚三ラッパ長は「普段は涼しい夜に練習しているが、今日は快晴、とても暑いので心配だったが、皆が気持ちをそろえて良い音が鳴った」と話しました。地域の安全啓発に貢献する消防団ラッパ隊の活動についてはP2~3もご覧ください。

■笹飾りを作ろう 原村図書館おたのしみ会
7月2日、原村図書館でおたのしみ会が開催されました。司書の宮坂先生による絵本の読み聞かせや、子どもボランティアの「のこのこ」の皆さんによる紙芝居披露、図書館クイズなどで盛り上がりました。この日は七夕を前に笹かざりを工作。願い事を書いた短冊を下げて、季節を感じていました。図書館では1年を通して、おはなし会や映画上映会、図書館まつりなどを企画しています。これからも次々イベントがありますので、ぜひお気軽にお越しください!

■観光資源を活用した地域活性化 委託型地域おこし協力隊員が着任
7月1日、委託型地域おこし協力隊員として、成澤けやきさんが着任しました。成澤さんは東京出身の音楽家で、ヨーロッパやアフリカを中心に活動。宮崎県日向市東郷町では、地域のやっかいものだった「竹」を活用して楽器製作や地元住民との音楽活動を行うほか、地元産品の開発やオーガニックマーケットの開催を通じて地域を活気づける取り組みを行ってきました。今後は本村のイベントへの参画や周知に取り組みます。「観光の力になるように、役場や住民の皆さんとコミュニケーションを密に取りながら活動したい」と話しました。