くらし 《特集》2026年新春インタビュー (2)

■さらなる議会のDX化と、町民との対話に力を入れていきます。
箕輪町議会議長 入杉 百合子

▽就任にあたって
2025年5月に議長選挙が行われ、それまでの副議長という立場から、周囲の議員の方からの後押しもあり、立候補をして、選挙の結果選任されました。町議の4年任期の残り半分の2年を議長として務め始めて、およそ半年が経過したところです。

▽2025年を振り返って
就任当初は、初めての女性議長ということで、少し緊張していました。今は女性が活躍する時代と言われていますので、これからの若い人たちに「女性も議長ができる」という道を開いていきたいという気持ちがありました。当初は色々な意味で注目していただきましたが、私自身は初めての女性議長ということにあまりこだわらずにやっているつもりです。立候補に当たって、2つの公約を掲げて議長の選挙に臨みました。一つは、今の議会が「見えない」「よくわからない」というご意見を、町民の皆さんからいただいていましたので、できる限り「議会の見える化」を図りたい。そのために広報と広聴を充実させるよう、皆さんに読んでいただけるような、より良い「議会だより」を作ることを目指しました。もう一つは、議員報酬の引き上げです。近隣の町村の議員報酬も、近年上がっており、2020年に少し上がりましたが、物価の上昇や、なり手不足対策などの昨今の状況を踏まえて、報酬の引き上げの要望書を提出させていただきました。

▽2026年に取り組みたいこと
現在、議員15名のうち半数が50代以下の若い議員となり、議会のDX化を進めています。議会中は、予算書と決算書以外はパソコンで行うペーパーレスに向かっています。昨年9月と12月の議会、および臨時議会はほぼペーパーレスで審議しました。私と

同じ年代の議員が3、4人いますが、若い議員がサポートしてくれ、使い方にも徐々に慣れてきました。議場システムも、2025年3月に、大画面のスクリーンを3箇所に設置して、傍聴席からもよく見えるようになっています。今年もさらに、議会のDX化を定着させて、できる限りペーパーレスな議会運営に努めていきたいと思います。
他には、できる限り、町民の皆さんと対話できる機会を増やしたいと思っています。昨年は70周年記念事業などがあり、スケジュール的に開催が難しかったので、今年はできるだけ早くその機会を作りたいと思います。従来から住民懇談会という形でやってきておりますが、参加してくださる方が固定化してしまうという傾向もあります。大きな集まりに限らず、小さなグループとの懇談会も含めて、できるだけ多くの世代の方々とお話ができるようにしていきたいと考えています。
今年は町長選、翌年4月には県議選もありますし、私たちの議会の選挙もあります。それを念頭に入れながら、議員のなり手不足や無投票にならないような選挙ができることを願って、皆さんと懇談を重ねたいと思います。
他には、みのわテラスが「道の駅化」されるという事業も動いていますし、新しい工業団地の造成・誘致の課題にも取り組んでいます。箕輪町も、将来を見据えた新しい事業に前向きに取り組んでいますので、私たち議会もその取り組みにできる限り協力したいと思っています。

▽お正月の過ごし方は?
毎年、箱根駅伝を見ることが楽しみで、二日間は駅伝三昧です。