くらし 民生児童委員の活動を紹介します

民生児童委員とは、常に住民の立場に立って相談に応じ、必要な援助を行い、もって社会福祉の増進に努める社会奉仕者であり、日本の市町村の区域に配置されています。地方公務員法に規定する非常勤の委員であり、市町村にあっては都道府県の特別職の地方公務員です。
※詳しくは本紙をご覧ください。

[任期はいずれの方も令和7年11月30日までです。]

民生児童委員の方々は、毎月、高齢者宅や障がい者宅などを訪問し、生活上のさまざまな心配ごとや相談を受けとめ、必要に応じて行政を初めとする専門機関につないだり、適切な支援や福祉サービスが受けられるようサポートしています。もちろん、民生委員法に基づく守秘義務があるので、相談内容や個人の秘密は守られます。
また、小中学校職員、教育委員会との懇談会を年1回開催しており、学校生活や地域での子ども達の様子について情報を交換し、民生児童委員の皆さまが子ども達の実態を捉える機会にしています。
地域での子どもの様子を聞けることは学校にとっても有益であり、「子ども達の様子が地域ではなかなか見ることができない。子どもに会うことも少ない。」という課題があったことを契機に、毎月1回学校玄関で行っている「あいさつ運動」に民生児童委員の皆さまも参加し、子ども達の様子を直接目にできる機会となっています。
令和6年度は、木祖中学校の家庭科学習に民生児童委員が中学生と交流することを目的にした交流会を2回実施しました。1回目が12月9日に2年生と行った「お手玉遊び」を主体にした昔の遊び交流。2回目が2月17日に3年生と行う「えごま五平餅づくり」交流。中学生も民生児童委員との交流を楽しみにしています。