くらし 地域おこし協力隊通信 No.75

■幸地 慶(こうち けい)隊員
(空き家対策、おためし住宅管理)

お久しぶりです。山形村地域おこし協力隊の幸地です。11月に入り寒さも本格的になってきましたね。タイヤをスタッドレスに履き替えたり、灯油を買ったり、冬支度も山形村に来てから2回目となり、手慣れてきたと思います。寒くなるとお風呂で湯船に浸かるのが、より楽しみになりますね。周りの方を見ても、湯船に浸かるのが好きな方が多い印象です。ちなみに出身の沖縄では湯船に浸かる習慣があまりありません。風呂に入る=シャワーを浴びることなので、浴槽にお湯をためてゆっくり入浴ではなく、シャワーを浴びて頭と体を洗って、さっと終わります。暑いので湯船に浸かりません。日に数回シャワーを浴びることもあります。これは、沖縄は湿度も気温も高く汗をかきやすいので、さっとシャワーを浴びて汗を流す生活様式になったのだと思います。なので、私も沖縄から本州に来たばかりの頃、長野県出身の友人と温泉に行った際に、湯船にさっと湯通しの感覚で、浸かって出るとその友人に「風呂は長く入るもんだ。暑くなったら、出て体を冷やす。そしてまた入るを繰り返すんだ」と怒られたものです。お風呂一つとっても住む地域によって違いがでるのは面白いですね。

◇9/22ふるさと回帰フェア2024に参加
さて、活動の方では、9月に東京国際フォーラムで開催された「第20回ふるさと回帰フェア」に参加し、山形村PR・移住相談ブースを出展しました。全国の様々な市町村が出展する本イベントは、入場者数が2万8,800人と大規模なイベントとなり、山形村ブースには計12組の移住相談がありました。相談者からは「賃貸の空き家はありますか?」「雪は多いですか?」「山形村の風景が好きです。おためし住宅を利用してみたい」等多くのご相談をいただきました。

◇おためし住宅入居者農作業体験
また、おためし住宅滞在中に、より山形村を知ってもらうことを目的に、私がお借りして耕作している畑にて、おためし住宅入居者さんとの農作業体験を行ないました。10月中旬ごろはさつまいもの収穫時期なので、入居中のご家族の方とさつまいもを収穫しました。入居者の方からは「山形村は土が良いですね!なんでもよく育つのが分かりました。畑からの風景も山なりがはっきりと見えて素敵です。」と好評をいただきました。実験的な試みですが、継続していこうと思います。