その他 表紙

■6月5日 ヒメシャガ(清水寺にて)
標高1,200m以上の清水高原では、夏でも適度な涼しさと湿度が保たれていることから自生のヒメシャガが生息しています。ヒメシャガはアヤメ科の多年草で、環境省の準絶滅危惧種に指定されている日本の固有種です。今年は6月上旬に見頃を迎え、清水寺の境内や参道では1,000株を超える群生が見られました。
淡紫色の花びらに白や黄色の模様があしらわれ、上品で可愛らしい姿が印象的ですね。一面に咲き誇った様子は涼しげで、初夏の訪れを告げているようです。