- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県白馬村
- 広報紙名 : 広報はくば 2025年7月号 Vol.586
◆総合計画とは
住民・事業者・行政など地域一体となってまちづくりに取り組むために、目指す将来像や基本方針を示した計画です。
(1)基本構想、(2)基本計画、(3)実施計画の3段階で構成されます。(下記参照)
※白馬村では、地方創生を目的として人口減少等の課題に対応するための「地方版総合戦略」を含める形で総合計画を策定します。
◆総合計画の更新
白馬村では、昭和51年3月に初めて総合計画が策定されました。その後、10年ごとに基本構想が更新され、現行の第5次総合計画は令和7年度までを対象としています。そこで、令和8年度から10年間のまちづくりの指針を示す「第6次総合計画」の策定に着手しています。
(1)基本構想…村の将来像とまちづくりの基本方針を示し、10年先を見据えた長期ビジョン
(2)基本計画…基本構想を具現化するために必要な施策を分野別に体系的に示したもの(前期計画…5年間+後期計画…5年間)
(3)実施計画…基本計画を推進するための事業計画。社会情勢の変化に柔軟に対応するため、3年間の計画として毎年見直しを実施。
◆白馬村の過去の総合計画を見てみよう
(1)白馬村総合計画(昭和51年度~昭和60年度)
白馬-その限りない未来に~心のふるさと建設を目指して~
村民生活と自然の調和。
人間尊重を基調とした村民1人1人の福祉の向上。
地域住民を優先した格調高い国際的観光地としての基礎づくり。
(2)白馬村第2次総合計画(昭和61年度~平成7年度)
あたたかな心を育み、豊かな自然と活力みなぎる郷土物の豊かさから心の豊かさへ。「世界の白馬」への飛躍。
無秩序な開発の抑制と自然環境の保全。
(3)白馬村第3次総合計画(平成8年度~平成17年度)
「自然」美しいむら白馬、「生活」快適なむら白馬、「観光」世界のむら白馬
(4)白馬村第4次総合計画(平成18年度~平成27年度)
白馬の里に人集い くらし健やかむらごと自然公園
(5)白馬村第5次総合計画(平成28年度~令和7年度)
白馬の豊かさとは何か-多様であることから交流し学びあい成長する村
(6)白馬村第6次総合計画(令和8年度~令和17年度)
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・これからの10年間、白馬村は何を大切にするべきでしょうか。
◆計画審議会
白馬村では、条例に基づき、計画審議会を設置して総合計画の策定に関する調査・審議を行っていきます。
7月1日に第1回計画審議会を開催しました。各分野の団体の代表者や公募委員など30名を委員に委嘱し、会長に選出された松沢亨委員に村長から諮問しました。
その後、現行の総合計画の評価や昨年度実施した村民アンケートの結果を説明し、グループに分かれて「この10年間で良くなったこと・悪くなったこと」をテーマに意見交換を行いました。
◇良くなったこと
・観光客の増加、観光の通年化
・公共交通の充実(スクールバス・デマンドタクシー等)
・河川整備・ほ場整備など
・施設整備も含めた子育て支援施策の充実
◇悪くなったこと
・住民同士の交流機会の減少、関係の希薄化
・観光客の増加による生活環境への負の影響(マナー・トラブル・混雑等)
・後継者や従業員等の人材不足
・地価や家賃の高騰による住民の村外流出
・民宿文化など「白馬らしさ」の喪失
◆村民アンケート
昨年度実施したアンケートは、村民2000人を無作為抽出し、874人の方からご回答いただきました。ご協力いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。
・集計結果は白馬村行政公式ホームページに掲載しています。
◆村民ワークショップを開催します
大きく変わる社会情勢の中、白馬村はどのような姿を目指すべきでしょうか。村民一人ひとりの想いを形にして、住みやすい村づくりに一緒に取り組みませんか?
日時:7月30日(水曜日)
13時30分から15時30分/18時30分から20時30分
※2回とも同じ内容で開催しますので、都合の良い方にご参加ください。
場所:白馬村役場 2階 201会議室
参加申込:以下のいずれかの方法
・白馬村公式LINE
・電子メール(【メール】[email protected])
・電話…【電話】0261-72-7002
・FAX…【FAX】0261-72-7001
申込期限:7月28日(月曜日)
お問合せ:白馬村役場 総務課
【電話】0261-72-7002