くらし 令和6年度 白馬村の決算状況(1)

◆一般会計の概要
歳入 78億9,825万6千円
歳出 77億2,699万8千円

財政健全化の方針を堅持した結果、前年度に引き続き財政調整基金(家計で言うところの貯金)の取崩しをせず、減債基金に8,000万円、義務教育施設整備基金に1億円、地域情報化施設基金に2,700万円の積み立てを行っています。なお、全ての基金を合わせた年度末残高は、平成から令和を通じて過去最高額となっています。
また、健全財政の堅持と公債費抑制のため、繰上償還を行ったことと、引き続き新規発行債(新しい借り入れ)を元金償還額(借金の返済金)以下とすることにより、地方債現在高も前年度比で9.4%の減となりました。

地方債現在高

基金残高

歳入

◆歳入の概要
歳入は前年度より8億2,666万2千円の増加となりました。普通交付税は8,095万4千円の増となり、特別交付税も2億3,821万1千円の増となりました。特別交付税は市町村の特殊事情に対して交付されるもので、令和6年度は10年ぶりの大雪により、除雪経費の算定額が前年度に比べて大幅に増えました。村税はいずれの税目も前年を上回る税収となり、特に固定資産税は土地の評価替えに伴う増収や評価額の大きな非木造の家屋の建設等により、10億円をこえる収入となりました。また、企業版を含むふるさと白馬村を応援する寄附金は過去最高の寄附額を達成しました。

・決算状況の詳細はこちらから確認できます。(本紙二次元コードよりご覧ください。)