- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県栄村
- 広報紙名 : 広報さかえ 令和7年4月号
(小滝地区担当 飯塚三千代)
栄村地域おこし協力隊として小滝集落に着任してから、早くも半年が過ぎようとしています。この半年は新しい経験と出会いに満ちていました。
まずは新米の出荷作業に取り組みました。ご存じの方も多いと思いますが、小滝のお米「小滝ホワイト」は、ギフト用にお米をワインボトルに詰めるなど、特別なパッケージがあります。最初はなかなかコツが掴めず失敗もしましたが、ベテランの方々から丁寧な作業や細やかな気配りを教わり、徐々に貢献できるようになりました。
そして小滝ホワイトの出荷作業には、小滝集落のみならず、栄村の他の地域からもたくさんの人が作業に来てくださっています。着任して間もなく色んな地域の方と交流できたことは、とても幸運なことだと思います。
季節の行事やイベントにも参加させていただきました。
松本大学ええじゃん栄村プロジェクトの学生さんたちとご一緒した古道ウォーク。紅葉には少し早かったものの、美しいブナ林、雄大な千曲川の流れを臨み、歴史の足音を感じることができました。
小滝の秋の普請では、水路の整備の後にどうろく神作りもします。過去最大級のどうろく神か完成し、当日を楽しみにしていたのですが、直前に転倒し右手首を骨折するというアクシデントに見舞われてしまいました。どうろく神には参加できず残念でしたが、これもまたいい経験になりました。(滑らないと評判の長靴を買いました。)
現在は軽い負荷のリハビリ等をしながら、完治まではまだ少しかかるものの、色々な業務をこなせるまでに回復しました。小滝や住まいのある青倉では、私の体調を気遣って多くの方が声をかけてくださいました。皆さんの励ましのおかげで、順調に回復することができました。心より感謝申し上げます。
これからもどうぞ温かいお力添えをいただけましたら幸いです。