- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県栄村
- 広報紙名 : 広報さかえ 令和7年10月号
■一般会計の決算状況
令和6年度の栄村一般会計(福祉、教育、社会資本の整備など、村の基本的な行政サービスを行う会計)の歳入、歳出それぞれの状況をお知らせします。
※端数処理を行っているため、実際の決算額と一致しないことがあります。
〈1〉歳入総額 36億8,159万円(対前年度比95.9%)
地方交付税交付金が18億4,676万円(対前年度比102.1%)で全体の約半分を占めています。国庫支出金は、2億95万円(対前年度比84.2%)、県支出金は、1億6,190万円(前年度比106.8%)、村債は3億7,935万円(対前年度比68.3%)となりました。
繰入金は、減債基金の取崩を行ったことなどから、2億6,996万円(対前年度比78.5%)となりました。
〈2〉歳出総額 32億3,060万円(対前年度比93.3%)
令和6年度からスキー場特別会計を一般会計と統合し、過疎対策事業債を活用して圧雪車1台の購入とリフトワイヤーの更新工事を実施しました。
学校教育事業では令和8年度開校予定の「さかえ小中学校」校舎の増改修工事に向けて、基本設計、実施設計を作成しました。令和7年度から増改修工事を行っています。
人口減少対策では、空き家残物撤去事業などの新規事業を実施し、空き家対策による移住者支援を行いました。
令和6年度は大雪となり、高齢者世帯等の方が冬期間でも安心して暮らすことができるように、雪害対策事業及び道踏み支援事業を実施しました。
村土強靭化対策では、横倉沢橋修繕工事、林道秋山線鬼沢橋修繕工事、長瀬中尾サテライト線、横倉サテライト線の村道の安全対策のための法面対策工事を実施しました。
〈3〉村債残高と基金残高の推移
令和6年度末の一般会計に係る村債残高(借金の残高)は、令和6年度の借入総額3億7,935万円に対して償還額が3億5,323万円であったこと、令和6年度からスキー場特別会計が一般会計と統合したことなどから令和5年度末時点から1億1,769万円ほど増加しました。(村債残高:27億9,700万円)
また、基金(貯金)の残高は、減債基金から2億円ほどの取り崩しを行っていますが、他の基金での積立を行えたため、総額で2,763万円ほど増加しました。(基金総額:28憶7,700万円)
■特別会計・公営企業会計の決算状況
特別会計・公営企業会計とは、特定の目的のために、保険料や使用料などの収入で運営していく事業の会計であり、村には以下の会計があります。各会計の決算は以下の通りとなりました。
(令和6年度からスキー場特別会計は一般会計と統合しています。)
〈特別会計〉(単位:万円)
〈公営企業会計〉(単位:万円)
※公営企業会計:地方公営企業法に基づき、村が直接経営する企業の会計です。複式簿記による会計処理を行っています。