- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県関市
- 広報紙名 : 広報せき(Seki Gocoro) 令和7年10月号
■先入観をぶっ壊せ!その先に見えるもの
消防団って「体育会系で厳しい」「お酒の付き合いが大変」などネガティブなイメージがある人もいるのではないでしょうか。では、実際に今の消防団はどんな様子でしょうか。
広見分団に所属する32歳の若きリーダーに聞いてみました。
○関市消防団広見分団 村井分団長
Q:入団したきっかけは
当時の分団長から入団しないかと誘われたのがきっかけです。父親が以前に消防団員だったこともあり、「いずれは自分も」と思っていたので、二つ返事で入団を決めました。
Q:やりがいを感じるときは
活動を通じて地域貢献を実感できること、そして地元の皆さんとの繋がりが深まっていくことにやりがいを感じます。
入団前までは、地元との繋がりがあまりなかったのですが、入団を機に、団員を含め多くの地元の皆さんと知り合うことができました。
最近では、消防団活動服を着用すると使命感を感じます。
Q:先輩後輩との関係は
広見分団は団歴が浅い40代の団員もいれば、団歴が長い20代の団員もおり、そのためか厳しい上下関係もなく、みんな和気あいあいと活動しています。
Q:入団前と入団後の印象は
入団前に父親から当時の操法大会の訓練時間や飲み会の様子を聞いて、消防団は大変というのが第一印象でした。しかし、実際に入団してみると、想像していたよりも負担は少なく、飲酒や懇親会参加の強要が一切なく、楽しく活動ができていると感じています。
入団を検討する際には、今の団員の声を聞いてみてはいかがでしょうか。
■消防団員を確保されている事業所向け 岐阜県の減税・報奨金制度
関市消防団協力事業所表示制度の認定を受け、一定の条件を満たすと県の減税・報奨金制度が受けられます。
・関市の表示制度はこちら
※二次元コードは本誌P.11をご覧ください。
◇消防団協力事業所の支援のための減税制度
事業税の2分の1(上限100万円)が減税など
◇消防団員雇用貢献企業報奨金制度
過疎地域に在籍する消防団員
・純増した場合、1人10万円
・入れ替えがあった場合、1人5万円
照会先:危機管理課
【電話】23-9046