- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県恵那市
- 広報紙名 : 広報えな 2025年8月号 No.397
■大雨・台風に、備える
災害は地震だけではありません。出水期の6月から10月は、大雨や台風の被害も心配されます。ここ数年、雨の降り方が激しくなりこれまで考えられなかった被害も出ています。
ハザードマップを確認するなど、大雨や台風にも備えましょう。
(1)ハザードマップを確認しましょう
土砂災害や浸水害は、山や河川などの地形が関係します。土砂災害や洪水・浸水の危険区域(ハザードエリア)を示したハザードマップで、自宅周辺や地域の危険区域を確認しましょう。
本マップは市ウェブサイトで公開する他に危機管理課で配布しています。
▽土砂災害危険度
黄色や赤色で示した場所は土砂災害の発生する危険性が高い区域です。
▽浸水想定区域
水色や青色で示された場所が浸水想定区域です。
色が濃いほど浸水する深さが深い場所です。
※詳細は、本紙をご覧ください。
(2)避難情報を確認しましょう
市は災害が発生する恐れがある場合に避難情報を発令します。下の表は避難情報と取るべき行動を示したガイドラインです。警戒レベル4「避難指示」が発令されたら、危険な場所から必ず全員避難してください。
※警戒レベル1・2の避難情報は気象庁が発表し、警戒レベル3~5の避難情報は市が発表します
■災害に備えた取り組み
これまで紹介した以外にも市や県ではさまざまな災害に備えた取り組みや情報発信を行っています。以下を参照して、災害に備えましょう。
(1)災害情報を気にかけましょう
市は、防災行政無線や音声告知器の他、市ウェブサイトや市民メールなどを使って、気象・避難情報などをお知らせしています。また県もウェブサイトなどで土砂災害情報などを配信しています。事前に情報を得る手段を確保しましょう。
・市民メール
・え~なび(iPhone)
・え~なび(Android)
・市ウェブサイト避難所一覧
・停電お知らせサービスアプリ(iPhone)
・停電お知らせサービスアプリ(Android)
・県ウェブサイト土砂災害情報
・県ウェブサイト浸水想定区域
・県ウェブサイト川の水位情報
・Yahoo!Japan防災速報アプリ
(詳細は、本紙2次元コードよりご覧ください。)
(2)音声告知器の設置と点検をしましょう
市は、災害時の情報発信の一つとして、市内各戸に音声告知器を設置し、市民の方に防災情報を音声で配信しています。
緊急情報を確実に受け取るため、音声告知器を設置しましょう。
停電に備え、音声告知器に電池を入れ定期的に確認しましょう。
※詳細は、本紙をご覧ください。
問合せ:情報政策課
【電話】26-6809
(3)避難行動要支援者名簿を提出しましょう
災害時の避難を支援するため、避難に支援が必要な方の名簿の作成を進めています。
本人の同意の下、支援者に名簿を提供します。この名簿は、平時には見守りや防災訓練に、災害時には避難支援や安否確認に役立てます。今年度対象となる方には、5月に用紙を送付しています。新たに避難に支援が必要となった方は、記入して危機管理課へ提出ください。
対象者:
・75歳以上の高齢者のみ世帯
・要介護認定者(3以上)
・身体障害者手帳交付者(2級以上)
・療育手帳交付者(A以上)
・精神障害者保健福祉手帳交付者(2級以上)
・指定難病医療受給者証交付者
・自治会などが必要と認めた方など
(4)防災訓練に参加しましょう
日時:8/31(日)午前8時から市内一斉に実施!
今年は大雨・土砂災害を想定した訓練を行います。
訓練内容:
(1)午前8時に大雨警報が発表、その後土砂災害警戒情報が発令
(2)自身や家族の安全確認
(3)地域の避難所や集会所に行き、訓練に参加
※防災訓練の前に自宅の場所をハザードマップで確認しよう!
・市ウェブサイトハザードマップのページ
(詳細は、本紙2次元コードよりご覧ください。)
問合せ:危機管理課
【電話】26-6805