子育て ぎなんの子

◆異年齢集団でのまなび
岐南町立北小学校 校長 臼井一彦
3月、「6年生を送る会」を開催しました。計画・運営はすべて5年生です。
1年生がエスコートして6年生と手をつなぎ体育館に入場します。体育館では、2~5年生が笑顔で迎えてくれます。
1年生から4年生は、これまで6年生にお世話になってきたことをよびかけや寸劇を演じて表現しました。通学班の班長さんと一緒に、安全に気を付けて登校したこと、掃除の仕方を教わったこと、クラブや委員会でリードしてくれたことなど、替え歌で感謝の気持ちを表現した学年もあり、6年生との思い出が次々とよみがえってきました。
6年生は、これまで大切にしてきた5つの心「みんなと楽しく」「ごみを見のがすな」「安全・安心に登校」「心が豊かになるあいさつ」「北小ふれあい太鼓」を、手書きのメッセージにして額に入れ、5年生に手渡しました。5年生は、4月から最高学年になるにあたり、5つの心を引き継ぐとともに、秋の運動会以降にバトンタッチされたふれあい太鼓の演奏を披露しました。
小学校では1年生から6年生まで、異学年が関わる様々な活動を通して、互いに思いやる心を育んでいます。学級・学年・全校の仲間とかかわることで、学年の発達段階に応じた、人とのかかわり方や振る舞いを身に付けていきます。