- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県岐南町
- 広報紙名 : マイタウンぎなん 令和7年10月号
◆特別会計・企業会計
特定の事業を行うために一般会計と区別して経理する特別会計は4つ設置しており、4会計の歳入の合計は57億5,379万円、歳出の合計は55億4,183万円となりました。
企業会計のうち、水道事業会計の収益的収支の差額は443万円の純利益となり、資本的収支の差額は6,415万円の不足となりました。下水道事業会計の収益的収支の差額は6,697万円の純利益となり、資本的収支の差額は2億302万円の不足となりました。収支の不足額は両会計共に、損益勘定留保資金などで補てんしました。
◇特別会計
◇企業会計
◆基金
年度末時点の基金残高は25億1,279万円となり、前年度と比べて5,339万円の減となりました。
そのうち「財政調整基金」の残高は、前年度に続き10億円を維持し、災害などの不測の事態に対応できるようにしています。当該基金の残高は、一般的に標準財政規模の10%程度(岐南町は約6億円)が適正と言われています。
◇基金残高
◆健全化判断比率
「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」の施行により、健全性に関する比率「実質赤字比率」「連結実質赤字比率」「実質公債費比率」「将来負担比率」の4指標で、財政状況のチェックをしています。公営企業は「資金不足比率」でチェックします。
令和6年度決算から算出した実質公債費比率は7.7%と、前年度(7.7%)と同水準になりました。
すべての指標で早期(経営)健全化基準値を下回り、岐南町の財政運営は健全と言えます。
◇健全化判断比率・資金不足比率
※「-」は赤字・資金不足が発生していないことを表しています。
◆町債
町債は町の借金で、公共下水道や道路整備などの財源となっています。令和6年度末時点で、残高は78億3,070万円となり、前年度と比べ5億2,904万円の減となりました。
・一般会計の借入金残高…40億4,126万円
・水道事業会計の借入金残高…9億6,763万円
・下水道事業会計の借入金残高…28億2,181万円
◆経常収支比率
経常収支比率は財政構造の弾力性を示すもので、この比率が高いほど、社会情勢に対応して政策的に使えるお金が少ないことを意味します。令和6年度は91.6%で前年度と比べて0.4%改善しています。
問合せ:財務課
【電話】247-1394