くらし 裁判所からのお知らせ

■家庭裁判所調査官について
家庭裁判所は少年非行や家庭に関する紛争を扱います。非行少年の立ち直りや家庭の問題解決のためには、少年や家族それぞれの心理や人間関係、環境などを十分に考慮する必要があります。そこで、行動科学の専門的な知識や技法を持った家庭裁判所調査官(家裁調査官)が重要な役割を果たしています。
家裁調査官は、少年事件では非行を起こした少年や保護者と会い、家庭や学校を訪問することで、様々な視点から情報を集め、非行の原因や立ち直りの方法を考え、裁判官に報告するとともに教育的な働きかけを行います。家事事件では、子どもをめぐる争いの中にいる人や子どもと会い、子どもの幸せを最優先にした解決の方法を考え、裁判官に報告するとともに両親にも子どもの思いを伝えて助言するなど、家族関係の再構築に向けて取り組みます

■家裁調査官になるには…
裁判所職員採用総合職試験(家庭裁判所調査官補)に合格
→約2年間の研修 →家裁調査官に任命
家裁調査官に興味がある人はぜひ
裁判所ウェブサイト(採用情報)【HP】https://www.courts.go.jp/saiyo/index.htmlをご覧ください。

問合せ:岐阜地方裁判所事務局 総務課
【電話】058-262-5122