子育て キッズコーナー(2)

■揖斐川町は、住民の皆さんの子育てを応援しています。~子育て支援センターの紹介~
▽みんなで子育て ~いっぱいあそんで、大きくなったよ~
支援センターには、毎日たくさんのお子さんが遊びに来てくれます。「元気に遊びに来れたね!」とお帳面にシールを貼っています。増えていくシールを見て「いっぱい♪」「毎日来たね」と嬉しそうに話し、楽しみの一つにもなっているようです。
お家の人に抱かれて気持ち良さそうにぐっすり寝ていたり、つかまり立ちやハイハイをしていた子が、元気に走り回る姿を見て、パパとママは「あんな時もあったね」と懐かしく思ったり、お友達におもちゃを貸してあげたり、挨拶をする姿を見て「うちの子もできるようになるかな」と楽しみにしたりする言葉が聞かれます。
一緒に遊んだり、時にはおもちゃの取り合いでケンカをして泣いたりと、友達との関わりの中で、子ども達は心も大きく成長しています。一人一人の成長を、みんなで喜び、みんなで子育てを楽しんでいます。

■子育てちゃんねる
▽児童発達支援とは?
児童発達支援は2017年に支援の質の確保及び向上を図るために児童発達支援ガイドラインが策定され、2024年7月に改定されました。支援の対象となるのは自治体による福祉サービスの利用に必要な証明書「通所受給者証」を交付された未就学(0~6歳)のお子さんです。障がいを持つお子さんや成長の過程で支援の必要があると思われるお子さんが日常生活に必要な動作を習得し集団生活に適応することができるよう個別、または小集団での活動を通し支援していきます。
揖斐川町には「児童発達支援事業所いびがわアップル」という名称で児童支援を提供している事業所があります。利用にかかわらずお子さんの発達相談は随時受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。

お問い合せ:児童発達支援事業所いびがわアップル
【電話】23-1139

■いきいき園キッズ!
▽「遊びって楽しい」~きよみず幼児園~
きよみず幼児園では、季節に応じた遊びをクラスや異年齢でおこなっています。
春には散歩先でヤゴの羽化の瞬間に遭遇したことで、自然や生き物に興味を持つきっかけになりました。「今日もヤゴ探しに行きたい」という子どもの自主性を大切にし、何度か水路に足を運び、観察を続け、命の尊さを知りました。
夏になると、水を使った遊びが盛り上がり始め、年上児が年下児に遊び方を教えたり、遊ぶ中で学びの姿勢が見られました。遊び方が分かると、「今日は○○して遊ぶ」「昨日の続きしよ」と自分のやりたい遊びを自ら選択し、目的をもって遊びました。一人でじっくり遊んだり、気の合う友だちだったり、年齢の枠を超えて一緒に遊んだりと異年齢での交流も深まりました。
秋は、運動遊びが充実し、自分たちで使いたい運動用具を出してきたり、配置などをどうするか相談し、並べたりして遊びを広げていきました。遊んでいる中で生まれたトラブルから、ルールが必要なことに気づき、「こうしたらどう?」と自分たちで考えて進めていけるようになりました。
冬は、廃材遊びなどで仲間と作りたい物を決め、それに必要な物を保育士に要求し、イメージに近づけるためにどうしたらいいか試行錯誤しながら作っています。
このように、子どもの取り組む過程を大切にし、遊びって楽しいに繋がることを願います。また、子どものやりたいことを実現できるような環境を保障し、遊び込める子の育成に努めていきたいです。