- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県富加町
- 広報紙名 : 広報とみか 令和7年7月号
■道の駅「半布里の郷 とみか」新駅長
特産品の販売や、地元の農産物を使ったメニューが食べられるレストランなど、富加町の魅力を発信している道の駅「半布里の郷とみか」。6月、新たに道の駅駅長として長島さん(坂祝町)が着任しました。これまで婦人服のアパレル業界で働かれていた長島さんは、知人から駅長募集の話を聞き、住まいも近く富加町に親しみを持っていたため、道の駅にに携わろうと決めたそうです。道の駅の印象について、「地域密着で、農産物を出している人も良い方ばかり」と語る長島さん。おすすめは、ランチで食べられるパスタだそうで、「着任後初めて食べたシーフードパスタが絶品でした。今後も月ごとにメニューが変わるのでお楽しみに!」とのことでした。
■小学生が田植えを体験
5月28日、学校橋横の水田(滝田)で、愛農会の協力の下、富加小学校5年生が田植え体験を通して米作りについて学ぶ総合学習を行いました。この体験は、児童と地域の農家が触れ合いながら、食べ物が作られるまでの苦労や工夫、思いを学び、農業や食に関心を持ってもらうためのものです。まずは、植える苗の種類や特徴について説明を聞いてから実際に田植えを体験。靴を脱いで靴下だけになって水田に入ると、足で水田の泥に触れた感覚に児童たちは驚いた様子で、あちこちから声が上がっていました。愛農会の方からアドバイスを受けながら、児童たちは皆で一列になって、苗が倒れないように少しずつ苗を植えていました。
■スコップ三味線が被災地能登を慰問
富加町と美濃加茂市の60代から80代までの男女から成る「スコップ三味線&おったま芸人一座」が5月20日と21日、能登半島地震で被災した石川県輪島市と穴水町で慰問公演をしました。この公演は、「被災地の人を笑わせたい」と企画され、被災地の復興活動経験がある光宗寺の住職、辻良尚さんと協力し、公民館2か所と特別養護老人ホーム1か所を回りました。
■100歳おめでとうございます
村井福子さん(高畑)が5月に100歳の誕生日を迎えられ、渡邉町長が施設を訪問し、お祝いしました。
村井さんは、今でも人の役に立ちたいという気持ちがあり、施設の方の洗濯物を畳んだりしているそうです。長寿の秘訣は、好きなことがあること。運動が好きだという村井さんは、以前はペタンクをやっていたこともあるそうです。「仲間がいることに感謝し、会話をすることが大切である」と、笑顔で話してくださいました。
■関高校地域研究部が受賞を報告
関高校地域研究部が、「加治田城研究」で第48回全国高等学校総合文化祭で最優秀賞、2月には令和6年度岐阜県芸術文化奨励賞を受賞し、部を代表し森さんと小栗さん、中原校長が渡邉町長へ受賞の報告をしました。関高校地域研究部は、今年度は新たに、町教育委員会と協働で歴史マンガの制作とPR活動に携わっています。マンガのシナリオを担当する小栗さんは、「AIを使って古文書や文献資料の解析を進め、解析データをもとに最適なストーリーを導き出したい」と制作の経過を報告。部長の森さんは、「地域の皆さんの協力があってできた加治田城研究は私たちの研究の原点。しっかりとマンガ制作に取り組み、郷土の歴史をPRして、後輩へ引き継いでいきたい。」と抱負を語りました。
■災害に備えて 消防団操法に準じた水出し訓練
5月25日、富加小学校グラウンドにて、富加町消防団は、消防操法に準じた水出し訓練を行いました。この訓練は、有事の際に備えて、火災現場での迅速な対応ができるようにするもので、消防における基本的な行動や器具愛護、安全に配慮したスムーズな水出し訓練を意識して行いました。合同班を含む町内の10班が訓練を行い、4月から訓練してきた成果を披露しました。消防団は、皆さんの生命、身体、財産を守るため、火災や風水害などの際の災害出動のほか、日頃から災害に備えて様々な訓練を行っています。
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問合せ:企画課企画係
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