- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県七宗町
- 広報紙名 : 広報ひちそう 令和7年10月号
■歳出(使うお金)
一般会計の歳出内訳は、グラフ(2)(目的別)に示したとおりです。歳出で最も大きな割合を占めているものは、民生費で、8億5,685万1千円(歳出の24.8%)が支出され、住民税均等割のみの課税世帯に対する臨時特別給付金や定額減税調整給付金、サンホーム七宗改修工事、心身障がい者福祉費、介護保険事業会計繰出金、後期高齢者医療療養給付費負担金などに支出されました。
次に多いのは、総務費の7億5,241万9千円(歳出の21.7%)で、ひちそうまちづくり基金積立金や公共施設等解体基金積立金、庁舎整備基金積立金、バス運行委託料などに支出されました。
次いで、土木費の4億1,958万5千円(歳出の12.1%)で、大柿橋修繕工事や中麻生住宅建設工事、町道万場杉洞線災害防除工事などに支出されました。
次に多いのは、教育費の3億5,085万8千円(歳出の10.1%)で、上麻生中学校校舎屋根修繕工事やスクールバス購入費、給食搬送車購入費に支出されました。
その他、歳出額の大きなもので、公債費の地方債(※3)の元金及び利息の償還金1億8,933万3千円、消防費の飲料水兼用耐震性貯水槽新設工事6,629万7千円などに支出されました。
※3…地方債 都道府県や市町村などの地方公共団体が財政収入不足を補うために国や金融機関から借り入れる借金

◎町民1人あたりが受けるサービス[1,015,713円]

令和7年4月1日現在 人口3,120人
※総歳出額を総人口数で割った値となります。
■特別会計の決算状況

■公営企業会計の決算の状況
公営企業会計として簡易水道事業会計、下水道事業会計があります。各会計の決算概要は次のとおりです。

※収益的支出には現金の支払いが伴わない減価償却費などが含まれるので、収支が赤字であっても必ずしも現金(資金)が不足しているということではありません。
III.借金の状況
■地方債残高と償還額の推移(一般会計)

一般会計における借金(地方債)の総額は、令和6年度末で9億2,850万7千円です。町民1人当たりに換算すると、約30万円となります。
このグラフを見ると、現在、地方債の借入を最小限に抑えており、町の借金(地方債残高)も少しずつ減少してきているのがわかります。しかし、今後、施設の老朽化が進んでいき、一斉に施設の更新費用がかかることが予測されているため、町の財政は未だ厳しい状況が見込まれます。
IV.令和6年度に実施した主要事業
・大柿橋修繕工事 1億485万円
・中麻生住宅 建設工事 8,927万円
・飲料水兼耐震性 貯水槽新設工事料 6,630万円
・サンホーム七宗 施設改修工事 5,720万円
・町道万場杉洞線 災害防除工事 3,310万円
・スクールバス購入費 743万円
