- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県白川町
- 広報紙名 : 広報しらかわ 2025年8月号
■建物の配置に込められた工夫!
新庁舎の敷地は少し不整形な形をしており、設計段階から「どこに建てるのが安全で使いやすいか」を検討してきました。
今回は、そんな配置の工夫を3つご紹介します。
(1)浸水対策
新庁舎の敷地は、飛騨川や白川の洪水浸水想定区域に含まれているため、敷地内でも高台にあたる県道側に建物を配置し、洪水時の浸水リスクをできるだけ抑える工夫がされています。
(2)出入口と駐車場の工夫
当初は県道交差点を改良して出入口を設ける案も検討されましたが、安全性や交通への影響、関係機関との協議の結果、断念。最終的に、県道側の出入口を交差点から離した位置に設け、安全な出入口を確保しました。
また、建物を県道側に配置することで、来庁者用と庁用車用の駐車場を分けながら、多くの台数を確保できるレイアウトになっています。
(3)近隣への配慮
新庁舎は、周辺の建物に影が長時間かからないよう配置されています。このように、新庁舎は敷地や周辺環境、安全性などを踏まえたうえで、建物の配置が決められています。
現場の前を通る際には、ぜひこうした工夫にも注目してください!