- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県東白川村
- 広報紙名 : 広報ひがししらかわ 2025年(令和7年)2月号 No.167
移住定住サポートセンターは、村が令和元年度から取り組んでいる移住定住事業を推進する組織として令和5年度に設立しました。移住定住事業は昨年開催した集落座談会で紹介されたように、村が約2,000人の人口を維持するための取り組みの1つであり、移住相談と空き家バンクの登録・掲載業務を担っています。1月25日(土)には、東京都で開催された岐阜県だけの団体が集まった移住フェア「ぎふ暮らし移住フェア」に参加しました。県内の26市町村と農林業の関係団体が集まり、190組274名が来場しました。東白川村の相談窓口には就農希望者や地域おこし協力隊への希望をもった8組12名の相談者と1組30分程度で村の紹介や相談者の考えの聞き取りがされました。
◆移住定住サポートセンターとは
移住定住の相談は空き家バンクの掲載物件をきっかけに年間約100件あります。田舎でやりたいことやセカンドライフとしての憧れを持った、さまざまな方の相談を受けています。また空き家バンクの登録相談は年間約20件、将来を見据えて村の空き家の施策を聞きたいという方からの問い合わせもあるようです。移住定住と空き家の相談窓口として村の人口対策に努めています。
◇空き家所有者・空き家バンクの対応
(2)※空き家所有者が行う事務は空き家物件の現地確認、必要書類の記入、貴重品等の持ち出しです。
なお、空き家バンクへの登録は関係者で協議された後に手続きに進むため、家の損傷具合によっては登録できない場合もあります。
◇移住希望者の対応
(3)※所有者と希望者による個人と個人の契約のためスムーズな締結のためのサポート
(4)※自治会長や近隣の方へのあいさつまわりなど
◆村のサポートセンターの特徴
(1)職員による残家財の片付け
空き家所有者の売りたい・貸したいという意向からバンク掲載までの時間が短縮されるため、所有者の意向を早く実現できる。放置されている空き家の減少と共にバンク掲載数を増やすことで、1人でも多くの移住希望者の増加へとつなげている
(2)空き家バンクサイトにて物件紹介の動画を掲載
実際の空き家案内を想定した映像を作成。移住希望者から物件の状態をイメージしやすいと評価を得ている
(3)相談者1組1組の丁寧な対応
相談者それぞれの思いや考えに寄り添った案内を行っている。担当者自身も移住者であることから後悔するような移住にならないように丁寧な対応を心掛けている
◆東白川村の移住パンフレット「暮らし つながる 東白川」ができました!
この移住パンフレットは、村の「暮らし」と「人」をテーマに作成した1冊です。村の基本情報をはじめ、移住者と地元の人との交流のインタビュー記事など、移住の魅力をコンパクトにまとめました。パンフレットは役場以外に道の駅や白川茶屋、Gifuto等でも手に取ることができます。
問合せ:【電話】0574-78-3111(内線800)