くらし 9/1は防災の日

南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が、昨年8月、制度開始後初めて発表されました。
また、今年の1月に、政府の地震調査委員会は「南海トラフの巨大地震が今後30年以内に発生する確率を80%程度に引き上げた」と発表しました。
巨大地震は、いつ起きてもおかしくない状況です。災害が発生したときに落ち着いて行動するためには、自分のやるべきことや想定される被害を事前に確認しておくことが大切です。家庭における食料等の備蓄、身の回りの防災対策の点検など、日頃から地震に備えましょう。

■「南海トラフ地震臨時情報」って何?
南海トラフ地震が発生する可能性がこれまで以上に高まっている場合に発表されます。南海トラフ沿いで一度大きな地震が発生すると、時間をおいて再び大きな地震が発生する場合があります。
臨時情報を発表し、地震発生への警戒・注意を促すことにより、被害を軽減できる可能性が高まります。

▽発表条件
・南海トラフ沿いで異常な現象が観測され、その現象が南海トラフ沿いの大規模な地震と関連するかどうか調査を開始した場合、または調査を継続している場合
・観測された異常な現象の調査結果を発表する場合

■「巨大地震警戒」「巨大地震注意」が発表された場合
日頃の備えを再確認し、地震が発生したらすぐに避難できる準備をしましょう。
また、津波浸水想定区域(レベル2津波)内に住み、ほかの人の手助けがなければ避難できない人や、地震が発生してからでは避難が間に合わない人は、「巨大地震警戒」発表後、最初の1週間は親戚・知人宅などに事前避難しましょう。

■7日分(最低3日分)の水・食料に加えてトイレ備蓄も重要!“飲むこと・食べること”と“トイレ”はセットです
災害時にトイレを我慢し、水分摂取を控えることで、体調が悪化し、最悪の場合、災害関連死につながるおそれがあります。
トイレを我慢しなくてもいいように、携帯トイレや簡易トイレ、おしり拭きなども備蓄しましょう。
1人あたり1日5回×7日時:35回分

問合せ:
危機管理課【電話】221-1241
葵区地域総務課【電話】221-1343
駿河区地域総務課【電話】287-8683
清水区地域総務課【電話】354-2024