- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県熱海市
- 広報紙名 : 広報あたみ 2025年4月号
01)伊豆山被災地域をはじめとする復旧・復興の加速
被災された皆様の生活支援や市民生活の不便解消をしっかりと進めながら、伊豆山被災地域をはじめとする復旧・復興が早期になされるよう全力を挙げて取り組むとともに、必要な政策資源を投入していきます。
(1)復興まちづくり計画の推進
◇復興推進事業(1億6,442万2千円)
◇(仮称)伊豆山地区コミュニティ防災センター整備(2億2,327万8千円)
◇消防団第4分団詰所整備(1億6,778万3千円)
伊豆山地区のコミュニティ防災センター整備など、伊豆山地区の早期の復旧・復興に向け、着実に復興事業を推進します。
(2)逢初川沿い市道および農地の再整備など
◇逢初川沿い等市道再整備に伴う経費(3億6,547万2千円)
◇被災地農地復旧事業補助金(1億3,850万円)
逢初川沿い市道整備は、県河川改修事業と連携しながら令和8年度の完成を目指します。
(3)被災者生活再建支援策の継続
◇家賃・転居・住宅再建利子・住宅等解体に係る各支援(7,149万5千円)
◇「いずさんっち」を活用した地域づくり支援(300万円)
伊豆山に帰還し生活再建に進んでいただけるよう、必要な生活再建支援や見守り、相談支援を継続します。
(4)台風10号で被災した火葬場などへの対応
◇火葬場施設災害復旧費及び関連経費(3億6,384万円)
◇西熱海町市有地落石防護柵設置(5,000万円)
火葬場の復旧は、改修工事と合わせ、一日も早い再開を目指し取り組みます。
02)熱海躍進に向けた「熱海2030ビジョン」の推進
「地域経済のさらなる活性化」「子育て・教育・福祉の充実」「仕事・くらしの変革」を目指し、温泉観光地としての魅力と市民生活の質をさらに高めていく施策を実現していきます。
*熱海2030ビジョン…人口減少社会であっても、経済の持続的発展と豊かな市民の暮らしを実現できる温泉観光地の全国モデルを熱海から作っていくことを目指したもの
1.地域経済のさらなる活性化
◆「熱海観光局」の始動
◇「熱海観光局」運営費補助(9,302万円)
◇花火大会開催補助(1億1,425万9千円)
熱海観光局と連携し、温泉観光地としての魅力と市民生活の質をさらに高めていく施策を実施します。
◆ビジネス利用促進と受入環境整備
◇包括連携協定によるビジネス利用の促進(包括連携協定に基づく地域交流事業(2,068万4千円))
◇ビジネス利用促進環境整備費等補助(1,000万円)
平日への旅行需要の平準化を図る施策として、ビジネス利用の促進を進めます。
◆インバウンド誘客の強化
◇インバウンドプロモーション業務外(1,960万円)
◇観光ブランドプロモーション事業(1,500万円)
台湾市場へのプロモーション強化を図りながら、東南アジア諸国からの誘客に取り組みます。
◆渚地区第4工区などの整備
◇渚地区第4工区整備事業関連経費静穏度調査業務委託(2,075万7千円)外
◇(仮)熱海港湾エリア整備検討業務(1,200万円)
熱海の回遊性を高めるため、渚第4工区の利活用、和田浜地区エリアの整備に向けた検討に着手します。