くらし 秋の叙勲・褒章 県知事表彰 功績をたたえて

令和7年秋の叙勲・褒章、県知事表彰において、受章された皆さんを紹介します(年齢は発令日現在で表記)。

■秋の叙勲
▼瑞宝双光章　更生保護功労
髙田(たかだ)路久(みちひさ)さん(小川・70歳)
1993年から約32年にわたり保護司を務め、その間、焼津地区保護司会の会長を歴任。社会奉仕の精神を持って罪を犯した人や非行のある少年の改善・更生に尽力した。
「保護司の先輩方や同僚、家族の支えのおかげ。今後も保護司として対象者に寄り添うことで社会に貢献したい」と笑顔で語る。

▼瑞宝単光章　統計調査功労
筒井(つつい)康子(やすこ)さん(与惣次・74歳)
統計調査員として、1988年から現在にかけて国勢調査を8回、その他の統計調査を含めて計101回の調査に従事し、より良い統計づくりに貢献。綿密かつ正確な仕事ぶりで、熱心に調査する姿は他の統計調査員の模範となっている。
「笑顔で丁寧に話を聞くことを心掛けた。今後も調査員を続けたい」と意気込みを語る。

■秋の褒章
▼緑綬褒章　社会奉仕活動功績
おはなしのへや(宗高)
1985年に旧大井川町立中央公民館図書室(現大井川図書館)で子どもたちを中心とした多くの人に本の楽しさや大切さを伝える読み聞かせボランティア団体として発足。以来40年余の永きにわたり、定期的に絵本・紙芝居の読み聞かせや手遊びなどの活動を継続。
吉村(よしむら)久乃(ひさの)代表は「子どもたちの笑顔や真剣なまなざしを見ると、幸せを感じる。自分たちも楽しく活動している」とやりがいを語る。

※その他の受章は本紙をご覧ください