くらし 市の豊かな森林が生み出した「J-クレジット」の活用が始まっています

◆富士山東麓エコガーデンシティ地域循環共生圏
御殿場市、裾野市、小山町で構成する「富士山東麓エコガーデンシティ地域循環共生圏」では、森林経営から創出される「J-クレジット※」を活用して、「市内経済の振興」と「脱炭素」の両立を図る「御殿場型循環モデル」の取り組みを進めています。詳しくは、市HP(広報紙P.4のニ次元コード)をご覧ください。
※森林整備などによるCO2吸収量などを、価値のある「クレジット」として国が認証したもの。

◆市初のJ-クレジットを創出・販売し財源化しました
令和6年8月、御殿場財産区が所有する東田中地先の森林から市内初のJ-クレジットが創出され、三島信用金庫が購入しました。
市は、クレジットの売却代金を、太陽光発電設備や次世代型自動車を導入した家庭へ付与される富士山Gコインの財源とするなど、環境保全活動の推進に役立てています。

◎三島信用金庫に「ごてんばっ木」で作られた「J-クレジット協力事業所認定プレート」を贈呈。

◆三島信用金庫など協力企業によるJ-クレジットの地産地消
三島信用金庫は、市から購入したJ-クレジットを活用し、市内協力企業☆と共に3月に実施した「御殿場市制施行・財産区設置70周年記念式典・イベント」で排出されたCO2排出量を実質ゼロにしました。これにより市から生まれたクレジットが、最終的に市の環境保全のために役立てられる「J-クレジットの地産地消」が実現しました。

☆市内協力企業(50音順)
(有)伊沢建設備、(株)オサコーホールディングス、(株)カジマヤ、(株)勝又商事、(株)さいとう看板、(株)スギヤマ、(株)北海建設工業所、(株)ミートピアホートク、(株)米山地所、リージョンポート(同)

◆市内6法人と今後の更なる展開に向け合意書を締結
3月、6法人☆及び市森林組合と「J-クレジット創出に関する合意書」を締結しました。
今後は、これらの法人が長年に渡って大切に育て管理してきた富士山麓の広大な森林からクレジットを創出し、更なる脱炭素と経済の好循環を発信していきます。

☆6法人
(一社)中畑愛郷会、(一社)玉穂報徳会、(一社)原里愛郷振興協会、(一社)竈報徳社、(一社)高根愛郷会、(一社)古沢共和会

問合せ：企画課
【電話】82-4421