- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県御殿場市
- 広報紙名 : 広報ごてんば 令和7年7月20日号
名称:駒門の大公孫樹(おおいちょう)(市指定天然記念物)
所在地:駒門
・根回り 8.9m
・目通り 7.2m
・樹高 18.5m
・枝張り 20m(南北)・18m(東西)
国道246号の札場交差点の西側、東名高速道路や新東名高速道路の高架橋が通る一帯は、江戸時代に開拓された駒門新田の中心地でした。ここにかつて鎮座した駒門浅間神社の境内には、同神社の御神木でもある市内最大級のイチョウがあり、昭和55年に「駒門の大公孫樹」として市の天然記念物に指定されました。
根元近くにぽっかりと空洞があり、離れた場所から見ると木自体が南東側に傾いているように見えます。これは、160年程前に落雷を受けて当時の主幹が枯れてしまい、脇に残った幹が次世代の主幹となって今日まで成長を続けてきたという、修復・再生の歴史を物語っています。
新東名高速道路建設に伴い、駒門浅間神社は移転しましたが、推定樹齢300年、駒門新田と共に歴史を重ねてきた巨樹は、地区の中心で現在も駒門の人々の生活を見守っています。
《御殿場資料館》
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※広報紙P.22に二次元コードを掲載しています。
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