くらし 近年増加している火災と予防対策

■秋季全国火災予防運動11月9日(日)～15日(土)

火災の発生しやすい季節を迎えます。秋季火災予防運動を機会に、近年増加している火災と予防対策について確認しましょう。

◇林野火災(山火事)
林野火災(山火事)は、強風や乾燥で一気に広がり、山間部では消火が困難で長引くこともあります。原因の多くは「たき火」など人の不注意によるものです。
予防対策：
・空気が乾燥する時期は火の取り扱いに十分気を付ける。
・枯草などがある場所ではたき火をしない。
・強風時は、たき火や火入れをしない。
・たばこのポイ捨てはしない。

◇リチウムイオン電池からの火災
リチウムイオン電池による火災が急増しています。高温、衝撃、過充電などで発火や爆発する危険性があります。異常を感じた場合は、すぐに使用を中止し、火花や煙が激しく噴出した場合は、近づかず、収まってから大量の水や消火器で消火しましょう。廃棄する場合は他のごみと混ぜず、正しく分別しましょう。
予防対策：
・衝撃を与えない。
・製造事業者が指定する充電器を使用する。
・分解・修理・改造をしない。
・機器に変形などの異常がある場合は使用しない。
・高温・多湿の場所では使用しない。
・リコール対象製品は使用しない。

◆消防法令に違反している建物の情報を公表しています
富士山南東消防本部では、皆さんの安全確保を目的として、消防設備の未設置など、重大な消防法令違反が確認された建物を公式ウェブサイトで公表しています。安心して施設を利用するためにも、法令に基づく安全対策の重要性を理解し適切な対応をお願いします。

問合せ：富士山南東消防本部予防課
【電話】972-5802