- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県岡崎市
- 広報紙名 : 市政だより おかざき No.1433 2025年2月号
これまで多くのかたに守られ、愛されてきた岡崎の桜。
しかし、岡崎のほとんどの桜が寿命を迎えており、このままでは老木化が進み、桜の景観が失われてしまいます。桜の再生・更新に取り組んでいくためには皆さんのご支援が必要です。
「桜花咲プロジェクト」では、岡崎城公園の桜の植樹を通じた桜の景観の復活に向け、クラウドファンディングに挑戦します。桜が咲き誇る未来へ向けて、クラウドファンディングにご協力をお願いします。
■みんなで守ってきた岡崎の桜
岡崎の桜は、過去に何度もピンチを迎え、その都度、多くのかたの支えにより盛り返して今の名所となった歴史がありました。
▽明治
6~7年
ピンチ!
岡崎城取り壊しにより城跡が荒廃
13~14年
桜の植樹を開始
42年
旧藩主本多家から岡崎町(当時)が公園用地として借受け、約3,000本の桜や楓を植樹
▽昭和
15年
岡崎観光協会から約3,000本の寄付を受け植樹
20年
ピンチ!
米軍の空襲による岡崎城公園の被害
22年
第1回桜まつり開催
28年
商工会議所により岡崎城公園に約500本の桜を植樹
34年
ピンチ!
伊勢湾台風により桜などが壊滅的な被害
35年
被害回復に向け桜の補植を開始
40年
岡田屋(現イオン)から約500本の桜の寄付を受け植樹
▽平成
2年
公益財団法人日本さくらの会による「さくらの名所100選」に選出
「岡崎城公園を中心に約2,000本の桜が咲き競い、なかでも夜桜は東海随一の桜の名所となっている」と紹介されました。
27~28年
岡崎市制100周年記念事業「岡崎さくら100年プロジェクト」の実施
市制施行100周年を機に、「さくら」を市の花に指定
桜の名所づくりや保護により、先人から受け継いだ桜をさらに充実させ、次の100年に引き継ぐため、市民、企業、団体、行政が一丸となって桜のまちづくりを推進
▽令和
6年
ピンチ!
岡崎城公園内の桜
残り約200本まで減少
現在
残っている桜のほとんどが寿命を迎えており、「要観察・要治療・伐採」などの問題を抱える状況になっています。
皆さんのご支援で桜咲き誇る岡崎城公園へ!
■ソメイヨシノの寿命は60~80年
・幹が空洞化
・樹皮はがれ
・迫る寿命
■2月28日(金)まで
桜の景観が失われつつあるいま、皆さんのご支援が必要です。
大切に守られてきた桜の景観を未来へと紡ぐため、「クラウドファンディング」にご協力をお願いします!
目標金額:3,000万円
使い道:新しい桜の木の植樹、植樹のための既存木の伐採 など
返礼品:植樹した桜への銘板の掲示 など
申込:本紙のコードで。
問合せ:企画課
【電話】23-6811【FAX】23-6229