健康 市民病院ハナちゃん通信

■薬の専門家として外来治療を支える
薬剤師は、入院・外来患者さんの調剤以外にも、入院患者さんに対する服薬指導や、薬の在庫管理、医薬品の情報管理、在宅など薬に関わる様々な業務を行っています。今回はその中でも、外来化学療法室における薬剤師の業務について紹介します。
外来化学療法室は、がんや潰瘍性大腸炎、リウマチなどの患者さんが、点滴治療を行う部屋です。ここでは点滴治療を行うほかに、医師の診察前に看護師と薬剤師で患者さんの面談を行っています。面談では、体温や血圧などの測定や、体調の確認、薬による副作用の発現状況の確認、副作用に対する対処方法・予防方法の説明などを行っています。医師へ伝える必要がある症状がある場合には報告し、必要に応じて、薬剤師から医師へ副作用対策に用いる薬の処方提案をしています。
診察前に面談で詳しく症状を聴取することで、医師の診察が円滑にできるようにしています。
患者さんが安心・安全に治療を受けられるよう「こんなことを聞いてもいいのかな?」と、思うようなささいなことでも相談できる専門家を目指して努力しています。

問合せ:市民病院薬剤部
【電話】48-5050