文化 かりや歴史探訪

◆No.001 渦巻(うずまき)だらけの縄文土器 (当館蔵)
芋川遺跡(一ツ木町)で出土した縄文時代中期後葉(約4,600年前)の土器で、口の部分に渦巻や木の葉に似た文様が描かれています。膨らんだ胴部にも細い粘土紐(ひも)を貼り付けて大柄の渦巻文様が描かれ、余白は矢羽根状の短い線で埋められています。大小の渦巻文様は同時期の長野県などで出土する唐草文(系)土器の文様と特徴が似ており、地域同士の交流を示すものと考えられています。
10月4日(土)から11月16日(日)まで、企画展「海の縄文山の縄文」(1019876)で展示します。

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