くらし 【特集1】災害に備える 早めに防災対策・避難行動をとりましょう(2)

■新城市防災アプリ
新城市防災アプリで防災行政無線の内容を聞くことができます。このアプリは、市からの防災行政無線放送が流れるとプッシュ通知でお知らせが配信されます。スマートフォンやタブレットで無線放送内容を音声や文字により確認できるので、自宅以外でも情報を取得できます。

◇アプリ機能
・防災行政無線放送内容の通知・再生
・現在地から指定避難所までの経路の表示
・ハザードマップの表示
・市ホームページの表示
・気象情報の表示
・停電情報(中部電力ホームページ)の表示
・非常用持出品・備蓄品の表示
・多言語対応(10カ国)

避難とは難を避けること、つまり安全を確保することです。家の近くに危険な場所がある方は、事前にさまざまなことを確認しましょう。

■あなたの命を守るために
◇新城市からの情報
・防災行政無線
緊急性の高い情報をリアルタイムで放送します。
・新城市防災アプリ
ホームページID：296944749
スマートフォンで防災行政無線の内容を聞くことなどができます。
・市ホームページ
災害時にはトップページを切り替えて、情報を集約しています。
・メール配信システム
ホームページID：354146076
メール配信システムに登録すると、選択した情報をどこでも入手できます。
・ティーズ12ch
ティーズチャンネルで防災情報が確認できます。避難する際の参考にしてください。

◇中部電力からの情報
停電情報をスマホで確認できます。

◇気象庁からの情報
・キキクル
雨雲の動き、今後の雨、土砂災害、浸水害、洪水の情報がリアルタイムで配信されています。

■日頃からハザードマップで危険箇所をチェック
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大雨や台風のときには、増水した川や崖、沢など、危険な場所には近づかないようにしましょう。避難するときも安全なルートを通って移動できるよう、ハザードマップを活用して、危険箇所を確認しましょう。
ハザードマップは、過去に発生した災害の被害状況を基に、台風や集中豪雨による洪水、崖崩れなど、大規模自然災害における被害発生状況を予測し、地図に書き込んだものです。
ハザードマップには、河川が氾濫した場合に浸水が予想される地域、土砂災害の発生する危険性のある地区などが示されています。あらかじめ知っておくことで、早めに避難行動をとったり、危険を回避して移動したりすることができます。
新城市には3つの地域(新城地区、鳳来地区、作手地区)の洪水・土砂災害ハザードマップがあります。市ホームページからダウンロードして、事前に危険箇所を把握しましょう。
また、ハザードマップを確認することは重要ですが、過信は禁物です。ハザードマップで危険な地域になっていなくても、「自宅は大丈夫」と甘く考えず、早めに避難行動をとることが大切です。

■避難場所の確認
小中学校や公民館などの避難所へ行くことだけが避難ではありません。避難には次の3つの行動があります。

◇市が指定した避難所への避難
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防災グッズを持参して行きましょう。避難が長期化することも考え、非常食は数日分持って行きましょう。

◇自宅での安全確保
自宅にとどまる場合には、あらかじめハザードマップで自宅周辺が安全な場所か確認し、念のため2階や山に面していない部屋などに避難しましょう。

◇安全な親戚・知人宅
普段から災害時に避難することを相談しておきましょう。また、やむを得ず車中泊をする場合には、浸水などの被害がないよう、十分に回りを確認しましょう。

■雨や風が強くなる前に家の外と中の備えの確認を
雨が降ったり、風が強くなったりする前に、窓や雨戸はしっかりと閉め、必要に応じて補強する、家の近くの側溝は掃除して水はけをよくするなどの準備が大切です。風で飛ばされそうな庭木やプロパンガスなどは飛ばないように固定しましょう。そして自動車のガソリンを満タンにするなど、家の外の備えをしておきましょう。雨や風が強くなってからでは、外での作業は危険です。
・庭木やプロパンガス、テレビアンテナがしっかり固定されているか確認する
・自動車のガソリンを満タンにする
・雨戸や網戸を固定する
・屋外の物を家の中にしまう
・側溝や排水溝を掃除する
また、飛散防止フィルムを窓ガラスに貼る、水を確保する、スマートフォンやパソコンをフル充電するなど、室内の備えもしましょう。
・水を確保する
・窓に飛散防止非常用品をフィルムを貼る
・スマートフォンやパソコンをフル充電するさらに、避難が必要になったときに備えて、避難場所だけでなく食料や薬、携帯ラジオなど非常用に持ち出すものの確認なども行っておきましょう。
・非常用品をフィルムを貼る確認する

■絶対必要なトイレ対策
災害時には断水し、通常のようにトイレを使用できなくなることがあります。災害時にトイレを我慢することでストレスを抱えたり、不安を感じたりすると心身への負担も大きくなってしまいます。
災害時に自分と家族の健康を守るためにも「携帯トイレ」や「簡易トイレ」を備蓄しておきましょう。

◇携帯用トイレ
便器や簡易トイレに取り付けて使う、袋と凝固剤、給水シートがそろったものです。

◇簡易トイレ
便器が使えないときのための、便座付きの小型トイレ。携帯トイレも合わせて備蓄が必要です。

◇除菌用品・トイレットペーパー
手を洗えない時のために、除菌・消毒用品やトイレットペーパーも備蓄しておきましょう。

■防災対策で重要な「自助」とは?
災害による被害をできるだけ少なくするためには、一人ひとりが自ら取り組む「自助」、地域や身近にいる人同士が助け合って取り組む「共助」、国や地方公共団体などが取り組む「公助」が重要だと言われています。
その中でも基本となるのは「自助」です。災害が発生したときは、まず、自分が無事であることが最も重要です。自らの命は自らが守る意識を持ち、一人ひとりが自分の身の安全を守りましょう。「自助」に取り組むためには、まず、災害に備え、自分の家の安全対策をしておくとともに、家の外で台風や地震などに遭遇したときの、身の安全の守り方を考えておきましょう。

問合せ：防災対策課
【電話】23-7660
ホームページID：421271855