- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県豊明市
- 広報紙名 : 広報とよあけ 令和7年6月1日号
難民を支える気持ちをひとつに
豊明市長 小浮 正典(こうきまさふみ)
豊明市は昨年、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の「難民を支える自治体ネットワーク」に東海地域の自治体として初めて加盟しました。当市は市民の皆様のご協力のもと「誰ひとり取り残さない街」を目指しています。この理念に国境などの壁があってはなりません。UNHCRによると一昨年末時点、世界で紛争や迫害等により故郷を追われた人は1億1730万人。仮に難民の方が豊明市に移住を希望されたときに、市一体でその方々を支えたいと考えています。
豊明市では、昨年6月20日の「世界難民の日」にカラットの指定管理者である株式会社トヨタエンタプライズ様と市民団体の皆様が協力して夜間、UNHCRのイメージカラーである青色にカラットの建物をライトアップするイベントを実施いただきました。
今年は市役所主導で6月20日(金)午後7時からカラット南館入り口付近に市民の皆様に手作りのペットボトルランタンを持ち寄っていただき、ブルーライトアップを実施したいと考えています。飲み終わったペットボトルのラベルをはがして青色のセロファンを巻き付けてテープをはり、水を入れ、ミニLEDライトをはりつけてランタンは完成です。ミニライトが見つからないときは小型懐中電灯を紙粘土で固定して土台を作り代用します(ライトの入手が難しければなくても構いません)。
6月20日当日は午後4時半から6時半までカラット南館1階のフォーラムで希望者向けに材料を用意してランタンを一緒に作るイベントも実施します。小さな子どもたちも大歓迎です。ぜひご参加ください。