くらし くわな防災教室

今月のテーマ:停電への備えについて

停電は自然災害や事故によるものなど、いつ発生するか分かりません。日常生活で多くの電気機器を使用している私たちにとって、停電時の備えはとても重要です。被害の状況によっては、停電が広範囲にわたって長期化することも想定されるので、いざという時のために、家庭での停電対策について確認しましょう。

《停電への日頃からの備え》
○情報収集手段の備え
スマートフォンやタブレット、パソコンなどは、情報収集や安否確認などに必要です。充電切れに備えてモバイルバッテリーやポータブル電源を準備しておきましょう。また、スマートフォンなどが使えない場合に備えて、乾電池式や手回し充電式のラジオもあると安心です。

○照明の備え
電池でも使えるランタンや足元灯、懐中電灯などを備えましょう。避難の際は、両手が使えるヘッドライトが便利です。

○調理器具・食料の備え電化製品が使えないので、カセットコンロやカセットボンベを備えましょう。併せて、常温で食べられる食料も備えましょう。

○断水への備え
集合住宅などにお住まいの場合、水を送るポンプが稼働しなくなり、断水する可能性があります。飲料水は、一人1日3ℓを目安に最低3日分を備えましょう。また、洗濯、食器洗い、入浴などの生活用水は、空いたペットボトルやポリタンク、お風呂などに水を溜めておくと便利です。ウェットティッシュやラップフィルムなどがあると、洗浄用の水を減らすことができます。

○暑さ・寒さへの備え
夏の場合、エアコンや扇風機が使用できず、熱中症のリスクが高まります。扇風機(乾電池式)や凍らせた保冷剤、ペットボトルを常備しておくと良いでしょう。冬の場合も、低体温症を防ぐため、カセットストーブや石油ストーブ(乾電池式)、カイロを用意しておくと安心です。
また、自家用車があれば、ラジオで情報収集やエアコンで暑さ寒さ対策も可能ですので、こまめの給油も心掛けましょう。

問合せ:防災・危機管理課
【電話】24-1185【FAX】24-2945