- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県桑名市
- 広報紙名 : 広報くわな 令和7年10月1日号
今月のテーマ:消防団
今月のテーマは「消防団」です。桑名市消防団には現在648人の団員が所属し、地域を守るために活動してくれています。昨年4月に、新たに「学生消防団」が設けられましたので、学生団員からお話を伺いました。
学生団員の主な活動内容は防火・防災啓発、訓練、SNS広報です。私が訪問した際には、「応急手当指導員講習」が行われていました。命を救う方法を、指導する側になるための講習だということで、さっそく私も、学生たちから応急手当を教えてもらいました。周囲への指示はしっかりと目を合わせる、胸骨圧迫は歌に合わせてリズムをつかむなど、ポイントを的確に教えてくれ、堂々と指導している学生の姿に、大変頼もしさを感じました。
皆さんに、なぜ学生消防団に加入したのか伺ったところ「目の前で倒れている人がいるときに何もできなかったため、訓練したいと思った」「将来看護師として働きたいので、経験を積みたい」など、それぞれ熱い思いを持って活動してくれていることが分かりました。
桑名市には「学生消防団活動認証制度」という制度があります。消防団活動での功績を行政が認証することで、学生の就職活動を応援しようと立ち上げた制度です。
18歳以上であれば、職業や性別を問わずどなたでも消防団員になることができます。ぜひ一人でも多くの人に、消防団活動にご興味をもっていただき、加入していただければと思います。「応急手当指導員講習を受講している学生に実際に指導してもらいました。」
※スマートフォンでAR動画のQRコード(本紙PDF版27ページ参照)を読み込んでから写真にかざしてください。