くらし まずは知ることから『人権ってなぁに?』

■女性の人権について
「北京+30」という言葉をご存じですか?
1995年に北京で開催された第4回世界女性会議で採択された「北京宣言・行動綱領」から30周年を迎えたことを受けて発信された言葉です。
「女性の権利は人権である」というスローガンを掲げた、北京会議を契機に、女性に関するデータ整備が進み、あらゆる会議でジェンダー平等への言及が行われるようになるなど、多くの進展が見られました。
しかしながら、30年経った今でも、性差別やジェンダー不平等、また、紛争の増加などで、世界中で女性や少女の人権、命、尊厳が脅かされています。
今回の「北京+30」は、世界中の女性の権利とエンパワーメントの進展を評価しつつも、今後の課題に取り組む大きな意味を持つものとなりました。
こうした地球規模の課題でもある女性の人権問題に対して、私たちの住む桑名市のような地域コミュニティにおいても、一人一人ができることはたくさんあるはずです。
市では、女性相談、人権に関するさまざまな相談の窓口を設けています。
または、地域において、周囲の人たちと女性の人権やジェンダー平等について話し合い課題に対する理解を深めることや、女性の人権をテーマとした市民活動への参加、ボランティアとして協力することなどもその一つではないでしょうか。
みんなで住みよい社会、誰もが輝ける桑名を育てていきましょう。
[人権啓発推進本部 女性部会]

問合せ:生涯学習課
【電話】24-1244【FAX】24-1355