くらし 介護予防って楽しい!(4)

■なんとかなるなるなばりです
介護予防を「楽しみ」「つながり」「居場所」づくりのきっかけに――いろんな人との関わりで、なんとかなるなる!
「プログラムに参加して新たなつながりができた!」「昔やっていた趣味を思い出して、再チャレンジしている!」「ずっと元気でいるために自宅でも頑張る!」など、参加者からは嬉しい声をいただいています。
介護予防は、継続することが大切。プログラムへの参加をきっかけに、新たな「楽しみ」や「つながり」、そして「居場所」を作って、いろんな人と関わりながら、活動してほしいと思います。
社会参加が多い人ほど、転倒や認知症などの要介護リスクが低い傾向にあります。介護予防事業はもちろん、市や地域が開催するいろいろな事業やイベントにも積極的に参加して、たくさんつながりをつくってください!
市は、今後も、地域の皆さんや民間事業者と一緒に多様な交流を生み出していくことで、みんなの力で「なんとかなるまち」を築いていきたいと考えています。
みんなの力でなんとかなる!
地域包括支援センター 森田有希

■地域のサロンなどで継続して介護予防を
「介護予防は継続が大切っていうけれど、家で一人でやっていても続かない……」そんなあなたも、地域で行われているサロンなどで楽しく介護予防に取り組めば、自然と続けられるはず!そんな地域の「通いの場」で3つの愛言葉444をもとに活動している「まちじゅう元気!!リーダー」の皆さんに、元気を分けてもらいに行こう!

近くのサロンなどの情報は、地域資源情報共有システム「なばリンク」で探してみてね!

◇地域を元気にしたい!「まちじゅう元気!!リーダー」
「まちじゅう元気!!リーダー」は、地域を元気にしようと集まった、元気な住民の皆さんのこと。養成講座を受けたリーダーたちが、「ロコモ健診(運動機能の低下を評価する健診)」や「スクエアステップ(マットの上でステップを踏む運動)」など、自身が住む地域でそれぞれ自分たちで企画して活動いただいています。

まちじゅう元気!!リーダーの3つの愛言葉
・自分が元気になる
・元気のおすそ分けをする
・できることをする

◇まちじゅう元気!!リーダーによる活動事例 比奈知地域̶

▽たんぽぽクラブ
まちじゅう元気リーダー1期生の石井さんが中心となって定期的に介護予防に取り組んでいるのが、比奈知地域の「たんぽぽクラブ」。毎週月・金曜日のクラブの時間になると、参加者がぞくぞくと南富貴ケ丘集会所へ歩いて集まって来ます。「ここに来るまでも運動だから、車で来ると石井さんに怒られるのよ」と笑う皆さん。終了後も、運動のために少し遠回りをして帰るという人もいるそうです。
よくばり青春体操とスクエアステップで身体を動かした後は、コーヒーを飲みながらのんびりおしゃべり。「ナッキー号が無料キャンペーンをしてるよね」という一言から、みんなでナッキー号に乗って市を一周する遠足に行くほど、とっても仲の良いクラブの皆さん。「ここに来たら元気になれる。みんなに会うのがいつも楽しみ」と笑顔で教えてくれました。
たんぽぽクラブでは隔週木曜日に、ランチをしながらおしゃべりしたりゲームしたりするサロンも開催しているそう。皆さん本当に元気で、定期的に外出して人に会うことの大切さを実感しました。

皆さんが仲良く元気になってくれるのが嬉しい!飽きないように、いつも新しいステップを考えていきます。皆さんが楽しんでくれているのはもちろん、私も来てくれる皆さんから元気をもらっているので、これからもできるだけ長く続けていきたいです。
スクエアステップは楽しく簡単にできる運動なので、サロンなどでぜひ取り入れてほしいですね。
石井洋子さん(まちじゅう元気!!リーダー)

■転ばぬ先の筋骨塾
フレイル予防の楽しい「塾」始めます!
加齢により心身が衰え、介護が必要になる手前の状態を「フレイル」といいます。そんなフレイル対象者と、「以前より歩く速度が遅くなった」「最近転倒した」というフレイル予備軍を対象に、運動機能の向上を目指す「筋骨塾」を新たに始めました!
現在はつつじが丘と百合が丘で開催していますが、今後は他の地域でも開催していきます。ずっと元気いっぱいでいるために、筋骨塾に通ってみませんか?

問合せ:地域包括支援センター
【電話】63-7833