- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県名張市
- 広報紙名 : 広報なばり 令和7年12月10日号
「あなたのことが大切」「いつもありがとう」「あの時はごめんね」――。普段は照れくさくて言えないことや、伝えきれていない気持ちはありませんか。「人権尊重」というと難しく感じるかもしれませんが、まずは、身近な人のことを想い、温かく気持ちのこもった言葉を贈ることを大切にしたいものです。
市では、人権メッセージ「あなたの大切な人へ…~140文字で綴つづるあなたからのファンレター~」を9、10月に募集。今年度も、思いのこもった780通ものメッセージをお寄せいただきました。ここでは、入選作品をご紹介します(原文のまま表記しています)。
■家族へ
両親は低身長症の私のために毎日はたらいて治療薬にお金をかけてくれました。私は両親が毎日疲れて帰って来るところを見て心が痛みました。それを今でも思い出します。私は治療を受けたことを後悔しました。けど、その治療のおかげで今の私があります。私のために毎日働いてくれてありがとう。(高校1年生)
■ママへ
私はママのご飯が大好きです。悩んでいる時、疲れている時、心がどんな状態であっても、食べると自然と口角が上がって、「美味しい」とつぶやいてしまいます。いつも「しつこい」と言われるぐらい「美味しい」と連呼してしまうけど、お世辞じゃなくて本音です。毎日私を笑顔にさせるご飯を作ってくれてありがとう。(高校2年生)
■心友へ
私はあなたの表情が大好きです。楽しい時は大袈裟(おおげさ)だと思うほど大きく笑い、周りもつられて笑ってしまう太陽のような笑顔。そんな笑顔に何度も救われました。でもそんなあなたにも悲しい顔をする時があります。だからそんな時は私があなたの太陽になりたいです。あなたを笑顔にできる存在になりたいです。(高校2年生)
■家族へ
私が進路のことで悩んでいるとき、一番に寄り添って話をきいてくれました。夜、家族みんながリビングに集まってゲームしたりお話しする時間が大好きでとても大切な時間です。恥ずかしくて伝えられなかったけど、いつも楽しい時間をありがとう。これからも家族みんなで楽しい時間をつくりたいです。(高校1年生)
■パートナーへ
あなたと出会い人生180度変わりました。今まで楽しくなかったことが楽しくなったり、ネガティブだった自分自身がポジティブに考えられるようになったり。あなたと会えたことで反対の人生を歩むことができています。私は、そんな人生を歩んでいる自分が大好きで、幸せをかみしめています。(高校3年生)
■市民文化講座・三重県内男女共同参画連携映画祭
映画上映会「そして、バトンは渡された」
もう一度見て、もっと泣くー。本屋大賞受賞、令和最大のベストセラーがついに映画化。2つの家族。親たちがついていた命がけの嘘と秘密とは?
日時:令和8年1月25日日 13:30~16:00
場所:総合福祉センターふれあい
定員:先着200人 ◎要整理券
整理券:令和8年1月6日火から、市人権センター(希央台5)と人権・男女共同参画推進室(鴻之台1)で配布
問合せ:
人権・男女共同参画推進室【電話】63-7559
市人権センター【電話】63-0018
問合せ:人権・男女共同参画推進室
【電話】63-7909
