くらし 6月23日~29日 男女共同参画週間 自分らしさが原動力です

性別や年齢などを理由に「そんなのらしくないし……」と諦めてしまったことはありませんか?今月は、「自分らしさ」を武器に、目標に向かって活躍している女性たちをご紹介します。

■「ワクワクするまち」をつくりたい
「FLAT BASE」コミュニティマネージャー
北森仁美さん
コワーキングandレンタルスペース「FLATBASE」(元町)で、イベントやワークショップなども開催。ここに集う人やモノの橋渡し役となっている。

小学校の教員時代のことです。子どもたちが抱える生きづらさは、周りの大人たちが自分らしく生きられていないからかと感じ、一念発起。大人がワクワクできる場所を作ろうと「FLATBASE」をオープンしました。名張で暮らす人が「なばり、ええやん」と感じられるようになるためにも、まずは自分がワクワクすることが大切。家族は「ママ楽しそう」って応援してくれています。私自身と、周りの人がワクワクすることに、今後もチャレンジしていきたいです。

■人生に寄り添える医療を目指したい
はしもと総合診療クリニック
橋本りかさん
小児科や救急医療の現場でキャリアを積み、現在は夫と共にクリニックでの診療にあたる。園医、産業医としても活躍中。5児の母。

障害のある家族がおり、普通とは何かを考える日々でした。高校生の頃アメリカへ留学。障害がある人への認識が、個性・特徴という受け入れ方であることに気持ちが救われました。「困っている人のそばに」と、医師の道へ。モットーは「病気ではなく人を診る」こと。その人の人生に寄り添いたいという気持ちで診療にあたります。何かあったら立ち寄れる「いつもそばで光っている灯台」のような存在になりたいですね。

■表現することで誰かを元気にしたい
フリーアナウンサー
目加田美桜さん
名張市出身。アナウンサーやタレントとしての芸能活動とピアノの演奏活動に取り組む。FM三重、三重テレビなどにレギュラー出演。

表現することで誰かを元気にしたいと、アナウンサーを志しました。多様な年代や性別の人と話すと、それぞれの背景をもちながら生きていることを知ることができます。今後も「人と話すこと」を大切にしたいですね。失敗もありますが、自分自身に見切りをつけるのではなく、日々、前に進んでいきたい。司会や演奏活動にもチャレンジしたいですし、地元三重や名張を盛り上げる活動もできたらいいなと思い描いています。

■地域のつながりの中で働きたい
ヤマト運輸
松本典子さん
パートタイマーとして入社後、2022年から正社員として勤務。トラック乗務や営業などで活躍している。中学生の子を持つシングルマザー。

お客様と触れ合いながら、太陽の下で働くことが大好き。重い荷物を運ぶときは、力持ちの同僚が駆けつけてくれますし、困りごとがあれば、営業所のみんなでサポートし合います。配達地域の皆さんとは顔なじみ。畑でとれた野菜をいただくこともあり、冬場なら鍋の材料がそろうほど!お客様の温かい心に触れた時、この仕事をしていてよかったなって。今後もお客様とつながりを築きながら、家族みんなで楽しく、名張で暮らしていきたいです。

■やっぱり看護師の仕事がしたい
久保耳鼻咽喉科クリニック
森本優里子さん
クリニックで主任看護師を務めながら、夫とともに家業である観光農園を守っている。看護師として耳鼻咽喉科に務めて30年。

もともと、困っている人をほうっておけない性分があり、看護師の道を歩み始めました。若い皆さんには、自分がしたいことにどんどん進んでほしいです。そして選んだ道で迷ったり疲れたりしたら、休んでもいいし方向転換してもいい。私も今の職場の前にアパレル関係で1年働き、「やっぱり看護師の仕事が好きだ」と気付かされました。看護師は必要とされる、やりがいのある仕事。性別問わず多くの人に活躍してほしいですね。

■彼女たちの魅力をもっと深堀り!「男女共同参画つうしん」
今回ご紹介したのは、男女共同参画センター発行の情報紙「男女共同参画つうしん」2024年6月号から2025年2月号に登場いただいた皆さん(偶数月発行)。情報紙では、「なばりのきらきらウーマン」という連載記事で、より詳しく彼女たちの活動や思いに迫っています。市HPでも掲載しているので、ぜひご覧ください。

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◎詳しくは市HPで

問合せ:人権・男女共同参画推進室
【電話】63-7559

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