- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県尾鷲市
- 広報紙名 : 広報おわせ 令和7年8月号
■第3次尾鷲市健康増進計画(令和6~10年度)における取り組み
~生活習慣の改善(栄養・食習慣)について~
市では、8月に「プラス1皿★ベジ食べ習慣」をテーマに、野菜をしっかりと摂取することの大切さを呼びかけています。
◇毎日野菜は食べていますか?
生活習慣病予防のために目指したい野菜の1日の摂取量は350gです。令和5年の国民健康・栄養調査の20歳以上の野菜摂取量の平均値は256gで、毎年摂取量は減少傾向にあります。いつもの食事に野菜料理を1品追加するよう心がけましょう。
◇少しの工夫で吸収率UP!
組み合わせて食べることで野菜の栄養吸収率が上がる組み合わせを紹介します。
(1)油×ビタミンA
トマトやかぼちゃに多く含まれているビタミンAは脂溶性ビタミンで、油と一緒に調理すると吸収率がアップします。揚げ物や炒め物、ドレッシングをかけたり、チーズと一緒に食べるのもおすすめです。
(2)ビタミンC×ビタミンE
ブロッコリーやピーマン、いちごに含まれるビタミンCと、かぼちゃやアボカド、アーモンドに含まれるビタミンEはどちらも抗酸化作用があり、老化防止に役立ちます。単体で食べるよりも一緒に食べたほうが相乗効果で抗酸化力が高まります。
(3)鉄分×ビタミンC
小松菜やほうれん草に含まれる鉄分は吸収率が低いです。ビタミンCが多く含まれている食品と一緒に食べると吸収率が高くなります。ビタミンCは熱に弱いので、グレープフルーツやキウイフルーツなど生で食べられる果物を食後のデザートに食べるのがおすすめです。
◇少しの工夫で吸収率UP!
野菜にはたくさんの栄養素が含まれています。いろいろな種類の野菜を食べて、病気から体を守りましょう!
■ブロッコリーとアボカドのサラダ
◇材料(2人分)
ブロッコリー…1/2株
アボカド…1/2個
ゆで卵…1/2個
えび…75g
[A]わさび…小さじ1/2
[A]マヨネーズ…大さじ2
[A]しょうゆ…小さじ1
[A]牛乳…大さじ1/2
[A]こしょう…少々
◇作り方
(1)えびはゆでて、ブロッコリーは小房に分けて電子レンジで加熱する(栄養の変化が少なく、ビタミン類が多く残ります)。Aは混ぜ合わせておく。
(2)アボカド、ゆで卵、えびをサイコロ状に切る。
(3)ブロッコリー、アボカド、ゆで卵、えびとAを混ぜ合わせる。
お問い合わせ:福祉保健課
【電話】23-3871