- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県尾鷲市
- 広報紙名 : 広報おわせ 令和7年11月号
■子どもたちの家庭学習習慣を身につけよう!
令和7年4月に実施された「全国学力・学習状況調査」のアンケート結果から、小学校6年生、中学校3年生ともに、授業時間以外に1時間以上学習する児童生徒の割合が全国的に年々減少傾向にあることが分かりました。
この状況を踏まえ、お子さんが自ら学ぶ習慣を身につけられるよう、ご家庭で以下のことに取り組んでみてはいかがでしょうか。家庭学習を習慣化することで、粘り強くやり抜く力や授業への集中力が高まります。さらに、さまざまな学習分野への興味・関心も深まるでしょう。
子どもたちを温かく励ましながら、その学びと成長を支えていきましょう。
◆学習習慣を身につけるために(三重県教育委員会資料より)
◇一緒にルールづくりを
家庭での学習時間を確保しましょう。学習時間にはテレビを消すなどの環境づくりも大切です。
子どもたちが、ゲームやスマホ、インターネットを適切に使用できるよう、お子さんと話し合い、使用時間などの家庭でのルールづくりに取り組んでいきましょう。
◇子どもと本をつなごう
手の届くところに本を置くなどの工夫をしたり、読書の時間を設け子どもと一緒に本を読んだり、本について話し合ったりするなど、「家読(うちどく)」に取り組みましょう。
※「うちどく」とは、家庭読書の略語で、家族みんなで読書をすることで、家族のコミュニケーションを深めることを目的にした読書活動です。
◇早ね早おき朝ごはん
毎日同じぐらいの時刻に起床・就寝するなど、規則的な生活習慣を身につけることが大切です。
「おはよう」から始まり「いただきます」「行ってきます」と、1日を気持ちよくスタートさせましょう。
◇子どもをほめる機会を
子どものやろうとする意欲や取り組んでいる過程のがんばりを認め、励まし、ほめていきましょう。
「なぜかな?」「どうしてそうなるのかな?」などの声かけが、疑問に思ったことを調べる習慣につながります。
