- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県亀山市
- 広報紙名 : 広報かめやま 2025年9月1日号
昭和49年7月、本市は記録的な集中豪雨に見舞われました。わずか19時間で約381mm、平年の3カ月分に相当する雨が降り、家屋の浸水、道路の寸断や断水、停電など大きな被害が発生しました。この「49災」から半世紀を超える年月が経ちます。
現在、インフラ整備や情報伝達手段は進化していますが、南海トラフ地震など大規模災害のリスクは今も変わりません。災害の被害を減らすためには、市民一人ひとりの意識と行動が重要です。
防災の日をきっかけに、日常生活に防災を取り入れていきましょう。
■(1)非常備蓄品や非常持ち出し袋を準備しておこう
水・食料・ライト・常備薬・携帯トイレなど必要最低限のものをリュックサックにまとめておきましょう。重すぎると避難時に持ち出せません。詳しくは、「わたしの防災マップ」の17ページをご覧ください。
◇非常持ち出し品の例
食料品など:食料、水、缶詰、レトルト食品、チョコレート、カップラーメンなど
安全対策:ヘルメット、救急セット、常備薬、お薬手帳、眼鏡など
貴重品:現金、印鑑、預金通帳、健康保険証のコピー、免許証のコピーなど
衣類など:衣類、タオル、毛布、寝袋、下着、ハンカチ、靴下など
日用品:軍手、ティッシュ、ろうそく、電池、歯磨きセット、懐中電灯、ラジオ、生理用品など
■(2)家族との避難場所・連絡手段を確認する
災害時は電話がつながりにくくなります。ハザードマップを確認し、自宅や職場の近くの避難場所、家族との集合場所を決めておきましょう。
あわせて、「災害伝言ダイヤル(171)」の使い方も確認しておくと安心です。被災地の人が音声メッセージを録音し、遠方の家族が再生する仕組みで、通信制限時にも比較的つながりやすいサービスです。
◇使い方
1.「171」をダイヤル
2.「1」で伝言登録、「2」で再生
3.自宅や携帯の番号を使ってメッセージを記録・確認
※毎月1日・15日に体験利用が可能です。
※「わたしの防災マップ」
「ハザードマップ」の確認はこちらをご覧ください。
※二次元コードは、本紙P.14をご覧ください。
問合先:防災安全課防災安全グループ
【電話】84-5035