- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県鳥羽市
- 広報紙名 : 広報とば 令和7年5月1日号
地域おこし協力隊として活動をしていただいた大川亜佐子さんが任期を満了し、3月31日をもって退任されたことから、これまでの取り組みや暮らし、今後の活動について紹介します。
■大川亜佐子(おおかわあさこ)
地域おこし協力隊離島振興担当の大川亜佐子です。令和6年4月1日から答志島の和具地区を拠点に1年間活動させていただきました。
主な活動は、子どもからお年寄りまで集える憩いの場所「ねやこや」の管理・運営をしていました。日ごろの掃除や訪れたかたがたの対応を行いながら、地域の人々が訪れやすい場所づくりとしてさまざまなイベントを開催しました。具体的には、コーヒーとお茶菓子を提供する1日カフェやビュッフェ形式のモーニング子ども食堂、ピザ作り体験などです。また、「ねやこや」を訪れたかたとのご縁でコンサートを開催したこともありました。
ねやこやの運営以外にも、漁業協同組合和具浦支所の市場でサワラの受け取りや入札のお手伝いをさせていただくこともありました。そこで地域の漁師さんやその奥さん、仲買人のかたがたと交流を持つことができました。ワカメの収穫の時期には、外で作業をしている漁師さんのお手伝いをさせていただきました。ひと通りの作業を体験させていただき、住んでいる地域の主となる仕事がどういったものであるかを理解することができました。
また、和具地区で取り組まれているわかめ作業ボランティア「結」づくりプロジェクトの事務局の担当をしました。参加者の受け入れや手伝いに入る作業場への割り振り、参加者への作業の説明などを行いました。参加者と漁師さんが交流を持てるよう、なるべく同じ作業場へ割り振ったり、参加者が漁師さんの手伝いに入る日数が均等になるように割り振ったりと工夫しながら取り組ませていただきました。
1年間活動を見守り、手助けしてくださった地域のみなさん、そして「ねやこや」に関わり、地域を一緒に盛り上げてくださった外部のみなさん、本当にお世話になりました。ありがとうございました。これからも答志島に住む予定ですので、1人の住民として今後ともよろしくお願いします。
■新たな地域おこし協力隊が就任
4月1日から新たに相差地域活性化担当として三宅聡子さんが着任しましたので、活動の抱負を語っていただきました。
▽三宅聡子(みやけさとこ)
名古屋の街中から、朝は鳥の声で目覚めるのどかな相差町にやってきました。新しい視点からの発想で、町の更なる発展に貢献できたらと思います。
英語とスペイン語が得意なので、この素晴らしい地域の魅力を世界に発信したいです。また、来たいと思っていただけるようなツアーが企画できるよう、まずはこの地のことをたくさん知っていきたいです。
見かけたら気軽に声をかけてください。どうぞよろしくお願いします!
問合せ:企画財政課移住・定住係
【電話】25-1227