くらし 令和7年度から国民健康保険税の税率を改正します

国民健康保険は、けがや病気をしたときに安心して医療を受けることができるよう、加入されているみなさん(被保険者)が保険税を出し合って助け合う制度です。
本市の国民健康保険の運営は、加入者の高齢化や医療の高度化などにより、一人当たりの医療費は増加する傾向にあります。一方で、加入者数の減少により保険税などの収納額は減収傾向にあるため、非常に厳しい状況です。平成27年度に国民健康保険税の税率改正を行って以来、繰越金や基金などを活用し税率を引き上げずに据え置いてきましたが、基金なども枯渇する状態となりました。
また、三重県国民健康保険運営方針では、「将来的に県内どこに住んでいても、所得水準、世帯構成が同じであれば、保険料(税)も同じであること」を目指し、保険税水準の統一に向け、令和11年度までの「標準保険税率への統一」「算定方式を3方式(資産割廃止)への統一」を掲げています。
これらのことから、被保険者のみなさんには負担をおかけしますが、今後も段階的に改正が必要であることも含め、ご理解とご協力をお願いします。
なお、令和7年度の国民健康保険税納税通知書は、6月12日(木)発送予定です。不明点などありましたら上記まで問い合わせてください。

■今回改正する税率の内容

保険税は「医療保険分」、「後期高齢者支援分」、「介護保険分」から構成されており、それぞれ「所得割」、「資産割」、「均等割」、「平等割」の合計で算出します。改正による税額増減は、年齢や世帯の所得・資産の状況によって異なるため、下記のモデルケースを参考にしてください。

▽モデルケース

■軽減・免除制度
所得の少ない世帯などについては、軽減・免除制度があります。くわしくは、市ホームページをご覧ください。

問合せ:
課税内容について…税務課市民税係【電話】25-1134
資格・給付について…市民課保険年金係【電話】25-1148